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とっとり子供科学祭り
  '2003 Oct.

とっとりこども科学祭りを終わって

                              とっとりこども科学祭り実行委員 足利裕人

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こども達の体験不足や理科離れが叫ばれる中で、身近な実験や観察、体験等により、科学の素晴らしさやおもしろさを学ぶ機会として、とっとり子供科学祭りが104,52日間、鳥取市の産業体育館で開催された。はるかに予想を超えた約1万人の来場者があり、各実験ブースでは、参加者への指導だけでなく、突然の材料の補充に奔走しなければならないという嬉しい悲鳴が聞こえた。どのブースでも、こども達が純真に手作り作業に没頭している姿が見られ、忙しくも楽しい、充実した2日間だった。各ブースに配置した中学生・高校生の実験ボランティアも、訪れたこども達との世代間格差を少なくし、ていねいで親切な指導が好評だった。また、「NPO賀露のおやじの会」が裏方として事務局をしっかり支え、各ブースの講師は実験指導に専念することができた。

 とっとり産業技術フェアとの同時開催のため、親子連れが目立った。アンケートに回答が寄せられた136名は、図1のようにこどもが36%で、30,40代の親の世代が45%と多かった。図2の参加者の感想1では、「とても楽しかった」と「楽しかった」で8割あり、図3で「有意義だと感じた」が6割と、内容的には満足いく結果が現れている。

 以下はブースに訪れた方々の感想である。

・体験する人、手伝う人が熱心でよかった。

・最高だった。各ブース、工夫がしてあって関心しました。

・高校生などもいて、とても親しみやすかった(小学生)。

・生徒さん達が手伝っている様子が「こども科学祭り」らしくていいなーと思いました。

・お昼ごはんも忘れてはまってしまいました。毎年あると楽しいです。

・こども達が科学に興味を持つきっかけになる良い取り組みです。

・とても楽しかった。この科学が普段の私たちの生活にどのように役立っているのかが書いてあったらいいと思いました。

・会場が狭かった。

・こどもが成人している今、もっと早く参加できていたら、子供の成長に何らかの変化があったのでは、と残念です。

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今回は中学生、高校生の実験ボランティアを各ブース1,2名付けた。彼らは89%が「楽しい」と感じ、77%が「来年も参加したい」と答えた。以下は彼らの感想である。

・幼い頃抱いていた不思議。それが今の自分をツクる大事な要素の一つだったと、ふと考える。だからこそ、周りの子ども達に夢と不思議を配れたことが、とてもうれしくて、良い経験になったと思う。(高2男子)

・色々な性格の子がいた。私の担当は紙飛行機作りだったけれど、教えてあげられることがとっても嬉しかった。ほんの少しだけでも私はどれほど各々の子の成長過程に役に立てたのかなあと思った。正直に疲れたけれど楽しかった。(高2女子)

・こどもかがく祭りで、それまで決まらなかった進路が見えてきたような気がした。(高1男子)

・すごくおもしろかった。小さい子とかが、「うわー。すごい!!」とか言って喜んでくれたのが、嬉しかったです。ちょっとだけ、科学がおもしろくなった。(高1女子)

・お客さんが立ち止まって,僕たちの実験に興味を持ってくれたときは,とてもうれしくなりました。僕たちも説明することによって,その実験の仕組みや原理を改めて深く知ることができました。これをきっかけに僕たち科学部もいろいろな科学のイベントに参加してみたいと思います(中2男子)。

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この祭りは将来的には鳥取県の東部・中部・西部と巡回していく予定である。今回寄せられた意見を活かして、来年は新しい実験の開発も含め、よりよいものにしていきたい。
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図1
図2
図3