This room is for the exhibision of other countries aircrafts during the wars.
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Bleriot-SPAD 51 / 1935
第一次大戦で名声を博したSPAD戦闘機の系譜は、戦後も受け継がれ、主任設計技師となったエルブモンの手によって、次々と新作が生み出されました。彼の設計の特徴はエンジン周りに主翼の取り付けから操縦席までを集中的にレイアウトしたこと。機体の重心がエンジン近辺に集まることで、小回りの優れた飛行機が出来上がります。この51型は原型の初飛行が1925年ですが、その先駆的なデザインからその後10年以上使われました。今回製作したのは、スペインの飛行学校で1935年頃使われていたもの。熱帯魚を思わせるカラフルな塗装です。 [AZ models]
KHAI-1 / Russia 1933
戦前のロシアの民間機などほとんど知っている人はいないと思いますが、かく言う私も本機についてはキットが発売されるまで全く知りませんでした。一見して金属製モノコックで引っ込み脚の近代的な旅客機ですが、明らかに米国のロッキードオライオンの面影が窺えます。性能的には同クラスの欧州各国の機体とほぼ遜色が無かったようで、この共産ロシアの平和の翼は、大いにスターリンを喜ばせたようです。 [A model]
Junkers G24 /Sweden 1925
第一次大戦直後からの民間航空史での最大のエポックは、全金属製の旅客機が登場したことです。悪天候でも飛行でき、地上では屋外放置されても平気な全金属機は、特に冬季の天候が厳しい北欧市場で一世を風靡することになりました。あらゆるスカンジナビア諸国で広く使われたユンカ-スの"波板金属機"の中でも、1920年代に登場したG24型は、初めて3発エンジンを採用し、その後このシリーズの最終ヴァージョンとして有名な52型に発展する、マイルストーン的な機体です。 [VEB Models]
Lockheed Sirius"Justice for Hungary" /Hungary 1931
鬼才ジャック・ノースロップの手がけたヴェガを後任のゲリー・バルティーが低翼型に発展させたシリウス。その高性能から世界中の飛行家達に争って使われましたが、ハンガリー人による初の大西洋無着陸横断という栄誉は、シリウスのハイライトのひとつです。1931年7月にニューファウンドランドを飛び立ったエンドレツ、マジャールの両クルーによるシリウスは、26時間の飛行の後、見事に母国ハンガリーに到達し、第一次大戦の惨めな敗戦により多くの国土を削減され、失意に沈んでいたハンガリー国民に大きな自信をもたらしたのでした。 [LF Models/resin conv.]
Junkers Ju86 /Manchuria 1939
日本の傀儡国家として建国された満州国が、主力機として購入したのが、この空冷エンジン装備のユンカースJu86です。国籍マークは五族協和を意味する五色のラウンデル。それまでのユンカース社のトレードマークであった波板構造からようやく脱却した機体で、本家ドイツでも爆撃機として使われたように、この機種の採用にあたっては、同じことを考えた日本の軍部による強力な後押しがあったようです。 [Italeri]
RWD5‐bis / Poland 1933
第一次大戦の帝政ロシア崩壊により念願の独立を果たしたポーランドでは、目立たないながらも着実に航空産業の育成が進んでいたようです。ポーランド人の操縦によって初めて南大西洋を無着陸横断し、リオデジャネイロに到達するという、同国航空史に残る快挙を成し遂げた歴史的機体。一見何の変哲もない小型機ですが、戦後のスポーツ機にも通じる直線的なデザインが、斬新な印象を与えます。 [Mikro]
Tupolev ANT25 / USSR 1933
一目見て、何と異様な機体でしょう。いかに長距離記録機とはいえ、これほど長大な翼を
必要としたのでしょうか。スターリンの執念ともいえる、北極圏を通って米国へ至る無着陸飛行ルートに始めて成功した本機は、ソ連の航空技術が世界水準から劣っていないことを示した、記念碑的機体ですが、私にはプロペラの付いたプテラノドンにしか見えません。 [Ikar]
Fairey 3D / Portugal 1922
名門フェアリー社が英国海軍のために設計した他用途機。堅実な基本設計が効を奏してその後開発された大馬力エンジンを次々に受け入れることで、15年以上に亘って広く現役を努め上げた名機です。モデルは、南大西洋を横断してブラジルへ達するという大飛行を成し遂げ、ポルトガル航空史上最大のヒーローとなった、コウチ−ニョの愛機を再現しています。
[Esoteric /vacuform]
Fokker 3M Southern Cross / Australia 1928
名飛行家キングスフォードスミスが、米国西海岸からオーストラリアまでの南太平洋縦断飛行に使用した機体です。青い胴体に大きく白でSOUTHERNCROSS、目立ちませんが胴体には南十字星も書き込んであります。実物は現在、豪州ブリスベーンに保存されていまして、過日、感激の対面をいたしました。
[Frog]
Junkers Ju86 / Switzerland 1934
大型旅客機分野ではドイツNo.1を誇っていたユンカース社ですが、20年に亘って延々と採用してきた波型外板は、さすがに時代遅れとなり、新興ハインケル社の追随を許すようになってきました。その頃登場した、ユンカースが近代的な金属モノコック構造を採用した、初めての旅客機が本機です。航空機にディーゼルエンジンを搭載するという極めて珍しい選択の利点は良く判りませんが、機体の信頼性は高く、ルフトハンザだけではなく、スイス航空でも使われました。
[Italeri]
GAL ST25 Monospar / Spain 1937
英国の無名メーカーであったGeneral Aircraft社が放ったヒット作。航空機の革新的な構造である、片持式低翼単葉を採用した野心的な設計により、日本を含む多くの国で、手軽な民間機として愛用されました。モデルはフランスに買われた後、折から勃発したスペイン内乱により、共和国政府が連絡機として採用したという数奇な運命を持つ機体。Monospar(単桁)という即物的な名前よりは、愛称のJubilee(歓喜)で呼んであげたい、どこかカエルを思わせる、可愛い飛行機です。 [Azur]