第13回:キハ10形

 閑散線区の経営改善を目指して導入されたLEカー(Light Economy Car)。2軸単車で、いわゆるレールバスの近代版といったところです。八百津線、広見線明智〜御嵩間、三河線猿投〜西中金間で使用されてきましたが、1995(平成7)年にキハ30が登場して、全車廃車となりました。なお、キハ15.16の2輌はくりはら田園鉄道へ譲渡されています。

広見線御嵩口〜御嵩間。 1993(平成5)年8月6日撮影。 

キハ10形の略歴
1984(昭和59)年…富士重工でキハ11〜13の1次車3輌を製造、八百津線へ(のち広見線末端部へも)投入。
1985(昭和60)年…富士重工でキハ14〜16の2次車3輌を製造。二次車からは冷房つきとなる。三河線猿投〜西中金間へ投入。
1995(平成7)年…キハ30形増備により、全車廃車。キハ15.16の2輌はくりはら田園鉄道へ譲渡。

「名鉄いろいろ」目次へ戻る

分館トップページへ戻る


参考文献
このページの作製にあたって、以下の文献を参考にさせていただきました。

『名鉄』 白井良和・諸河久共著 保育社(1989年初版発行)
『まるごと名鉄ぶらり沿線の旅』 徳田耕一著 七賢出版(1995年初版発行)
『鉄道ピクトリアル』1996年7月臨時増刊号 (特集:名古屋鉄道) 鉄道図書刊行会
『復刻版 私鉄の車両11・名古屋鉄道』 飯山巌・白井良和・井上広和共著 ネコ・パブリッシング(保育社より1985年初版発行:2002年復刻)