第27回:キハ20形

 第13回で登場したキハ10形の車体を延長しボギー車化したようなLEカー(Light Economy Car)で、1987(昭和62)年から5輌が製造されました。機関出力は250psに増強されています。三河線の末端部(猿投〜西中金間、碧南〜吉良吉田間)を中心に活躍してきましたが、2004(平成16)年3月末までにこれらの区間が廃止になったため、全車廃車となりました。なお、5輌全てが海を渡ってミャンマー国鉄へ譲渡されています。

三河線西中金〜三河広瀬間。 1995(平成7)年7月24日撮影。 


キハ20形の略歴
1987(昭和62)年…日本車輌で1輌製造。三河線猿投〜西中金間で使用。

1990(平成2)年…日本車輌で4輌増備。三河線碧南〜吉良吉田間でもLEカーの運転を開始。

2001(平成13)年…10月の八百津線廃止にともない、キハ30形が三河線に転入、キハ21.22が12月に廃車となる。

2003(平成15)年…キハ21.22をミャンマー国鉄へ譲渡。扉位置を一部変更し、韓国製の付随車4輌を中間にはさんだ6輌編成で再起。ミャンマーでの番号は、RBE2501.2502。

2004(平成16)年…3月限りで三河線猿投〜西中金間、碧南〜吉良吉田間廃止。キハ23〜25も3月31日付で廃車、形式消滅。なお、キハ23〜25の3輌もミャンマー国鉄へ譲渡、RBE2503〜2505と改番。

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参考文献
このページの作製にあたって、以下の文献を参考にさせていただきました。

『名鉄』 白井良和・諸河久共著 保育社(1989年初版発行)
『まるごと名鉄ぶらり沿線の旅』 徳田耕一著 七賢出版(1995年初版発行)
『鉄道ピクトリアル』1996年7月臨時増刊号 (特集:名古屋鉄道) 鉄道図書刊行会
『鉄道ファン』2003年8月号・2004年4月号 交友社

『鉄道ピクトリアル』2007年6月号 鉄道図書刊行会