スタイルの違う捨て方
10人ほどの捨てる達人がそれぞれの すっきり の意味を写真で紹介。 なんといっても10人がそれぞれ違ったスタイルを持っているので、 読者はその中から 共感のもてる 捨て方哲学を探せるのではないでしょうか。 しかもみな50代以上の人生経験のある女性たちばかりなので 30代の私にはとても参考になりました。
違ったスタイルのすっきり達人たちと言いましたが、その違いは例えばこんな風です。
達人A 50代の彼女は年をとると掃除も片付けも面倒になるので極力少ないもので生活する。例えばなべは大小2つ、包丁も万能ナイフとペティナイフがあれば十分とのこと。しかし、彼女の台所の写真には大小4つのなべが見えるのは 私の目が悪いのか?〈あ、大小二つずつという意味だったのかな?〉
達人O 72歳でアンティークショップの経営者であり料理研究家でもある。 超おしゃれ。 こんなシックなマダム、ヨーロッパでもあまり見かけない。 無駄な空間をいっぱい作り、収納場所も少なくして持ち物を減らし、伸びやかに暮らせるようにしました とのこと。
達人Y 近所の家を壊しているのをみていたらショベルカーでガーっと集めてみんなもっていった。 死んだらああやってみんな持っていってもらえばいいや、と思い 捨てないって決めたら気が楽になったという彼女は85歳の現役。 整理整頓に その手があったか。 恐るべし達人。
10人の中で特に私に感銘を与えたのはこの達人0こと大原照子さん。 彼女の他の著作も早速読みたくなりました。 掃除は外注できても整理は自分でしかできない。 すっきりしたかったらやるしかないわよ。という言葉が心に残りました。
捨てろ捨てろ的な本がいっぱいある中、押し付けがましくなく、整理整頓の自分スタイルを探すことの助けになる本です。
カラー写真で達人の方法が一目瞭然
この本の最大の魅力は、豊富な「カラー写真」にあります。今まで分からなかった部分が見えてきます。商品名は書かれていなくても、写真を見れば達人がご自宅で何をお使いなのか、例えば、棚や、密封容器等のブランドも見当がついたりします。 収納の工夫も随所に拝見できて、「ああ、なるほどねえ」と、うなずくヒントが何箇所もありました。 洗濯機周りの空間の活用もよく考えられていて、洗面所で腕時計をはずしたときにかけておくフックがつけてあったり・・・簡単なアイディアで、ぐーんと便利になりそうです。真似させてもらって家事をラクなものにしていきたいと思います。 収納系の本では一般に「少しの隙間も逃さず空間を利用して、できるだけ多くの物を収める」ことを目的としている本が多いですが、 この本では、「厳選した物を少しだけ、ゆったりと置く」というコンセプトで複雑な収納は目指してはいません。 見せるための(ディスプレイの)収納ではなく、毎日使うための収納ですし、見た目にも綺麗です。 この本で取り上げられている、捨て方名人、整理収納の達人の年齢層が比較的高いことも、多くの経験に裏打ちされた説得力があって、一読して損はない本だと思いました。
主婦の友社
あなたの24時間が変わる整理・収納の法則―「快適な空間」をつくる、賢い選択 (知的生きかた文庫) 「捨てる!」快適生活―部屋スッキリの法則 「捨て方」上手で生き方が変わる―楽しく、惜しみなくものと分かれる整理術 (主婦の友生活シリーズ) (主婦の友生活シリーズ) 少ないモノでゆたかに暮らす (幻冬舎文庫) 辰巳渚の「捨てる!」生活―家まるごと2日でスッキリ!!
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