帝國博物学協会
肥前國
三重津海軍所
 所在地 佐賀県佐賀市川副町大字早津江字元海軍所
 交通機関 JR長崎本線 佐賀駅下車 佐賀市営バス 上下角下車 徒歩10分
 別  名 -
 略  歴 安政5(1858)年、佐賀藩が蒸気船等の軍船の修理・造船のために設立した施設で、西洋海軍術の教育・訓練機関である。
この海軍所は、佐賀藩の御船屋を拡張して設立され、実用的な国産初の蒸気船である凌風丸は、この海軍所で製造されたといわれている。
安政6(1859)年、長崎の海軍伝習所が閉鎖されると、三重津海軍所の施設が増強されている。
この頃三重津海軍所には、幕府がオランダから購入した観光丸のほか、佐賀藩が購入した電流丸、飛雲丸、甲子丸など洋式海軍の艦船が根拠地とした。
慶応3(1867)年、戊辰戦争に出兵する藩兵が三重津海軍所から乗船したことが記録によって判明いる。
三重津海軍所の閉鎖時期は明らかではない。
 現  況 幕末の海軍所は城館址ではないため、城館跡としての掲載に異論はあると思うが、軍事施設として台場等と同等と考えて掲載した。
三重津海軍所跡は、現在佐野記念公園として整備されており、閘門などが平面復元されている。
佐野常民記念館には三重津海軍所のレプリカなどが解説展示されている。
遺構としては、船入場跡が残されて入るほか、土塁遺構、製造所建物礎石等も残されている。
なお、三重津海軍所跡は世界遺産(「九州・山口の近代化産業遺産群」)登録に向けて発掘が行われている。

三重津海軍所
案内板

藩兵学校跡碑

海軍寮跡

海軍寮跡

土塁

船入場

和船園場跡碑

船入場

土塁

土塁

製鋼所跡

製鋼所跡

標的跡

調練場跡

調練場跡碑

製鑵所跡付近

閘門跡

三重津海軍所址
解説

製鑵所付近

訓練所跡方面

門付近

大工小屋跡

製鑵所跡
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