帝國博物学協会
肥前國
大村館
 所在地 長崎県大村市乾馬場町
 交通機関 JR大村線 大村駅下車 徒歩10分
 別  名 -
 略  歴 大村氏は藤原純友の孫、藤原直澄が正暦5(994)年に伊予から肥前大村に入国したのを始祖とするとされているが、一説には肥前藤津領主平直澄を祖とし、鎌倉期に御家人化したという説もある。
大村館の築城年は不明であるが、立地から考えて武士の館として築造されたのが最初と考えても良いであろう。
大村氏は純前の時代には日野江城の有馬晴純の圧力よって、実子を他家に養子として出した上、晴純の次男純忠を養子として迎えるという屈辱に甘んじる事となった。
天文19(1550)年、家督を継いだ純忠であるが、武雄の後藤氏の養子となった純前の実子、後藤貴明と反純忠派の家臣によってしばしば苦境に立たされる事態となった。
特に大村館の城館としての防御性が低かったため、永禄7(1564)年、純忠は新たに三城城を築城して居城を移し、大村館は廃された。
 現  況 館址の碑は本堂橋のたもとに立てられており、このあたりに館があったことを示しているが、遺構は残されていない。
館跡と三城城は至近の地にあり、途中のJRの線路脇には宝生寺跡がある。

大村館址付近

大村館址付近

大村館址

大村館址碑

宝生寺跡
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