帝國博物学協会
陸奥國
鯵ヶ沢奉行所
 所在地 青森県西津軽郡鯵ヶ沢町大字本町
 交通機関 JR五能線 鯵ヶ沢駅下車 徒歩20分
 別  名 -
 略  歴 鯵ヶ沢奉行所は、天童山館の麓に築かれており、寛文年間から明治に渡って置かれた地方役所である。
その役割は
  • 湊口出入詮議
  • 災害時の救助態勢手配、被害報告。
  • 湊の御用、御役銭取立て、荷物の改め。
  • 御普請の監督。
  • 藩軍船の管理全般。
  • 舞戸川流木の監督・監視。
  • 行政範囲 上は東池、下は舞戸川橋まで。 と定められていた。[享保3(17180)年「諸役勤務書」より]
    津軽藩主の宿泊所も兼ねており、藩主が西海岸を巡検した際に使用され、「御座間」「ニ之間」「三之間」「屯之間」「御湯殿」などが置かれていた。
    そのため、町奉行所は「御仮屋」「御城」と呼ばれていた。
    明治2年、廃藩置県と共に、その役割を終えている。
  •  現  況 奉行所を城館と呼んでよいかは疑問であるが、藩政期には実質上津軽藩の出張陣屋として機能していたものと思われるので、取り上げた。
    奉行所は、正面を港に向け、背後に天童山館を置いており、周囲を土塁や切岸で囲んだ造りであった。
    現在では、奉行所は保育園となっており、園内には鯵ヶ沢甚句の碑が建てられている。
    また、奉行所の前には、津軽信隆が掘らせた城の下井戸が残されている。

    鯵ヶ沢奉行所址

    城の下井戸

    鯵ヶ沢奉行所内

    鯵ヶ沢奉行所内

    鯵ヶ沢甚句碑

    奉行所土塁

    奉行所土塁
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