帝國博物学協会
尾張國
上条城
 所在地 愛知県春日井市上条町2-50
 交通機関 JR中央線 春日井駅下車 徒歩5分
 別  名 -
 略  歴 建保6(1218)年今井兼平の孫・小坂孫九郎光善の築城したものといわれている。
永禄・元亀年間には、佐々成政の与力、小坂孫九郎雄吉が2万4千石で居城していた。
天正12(1584)年、小牧・長久手の戦いでは、池田恒興が三河攻撃の足掛かりとしてこの城に一時入城したと伝えられる。
城域は東西約150メートル、南北約180メートル、堀、土塁を巡らしたものであった。
 現  況 城址は林氏宅となっており、一見して城址とわかる状況にはないが長屋門が目印となる。
宅内には、土塁と思われる土盛もあるようだが、当時のものと確認することはできない。

2007/1/3追記

お城めぐりブログさんの情報から、城址消滅の危機という事で、早速上条城にでかけた。
以前訪問した時にあった長屋門は取壊され、鬱蒼と茂っていた林は既に伐採されていた。
屋敷のあった本丸跡の北側と西側・南西側には、土塁と空堀がよく残されている。
西北角には櫓台が残されており、この櫓台上には林家祖先を祀っていた祠の土台が残されていた。
かつて上条城址の碑がここにあったようだが、既に撤去されて存在していないようだ。
これだけ立派な土塁や櫓台が残されている城は、春日井市内には皆無であるので、できれば城址公園などとして残して欲しいものである。

林氏宅長屋門

林氏宅長屋門

林金兵衛顕彰碑

西側空掘
2007/1/3追加

北側土塁と空掘
(東より望む)

東側空掘跡

北側土塁東端

北側土塁と空掘
(西より望む)

西北端櫓台

南西側土塁と
空掘

南側・西側土塁

西北端櫓台

北側土塁東端

主郭内

西側土塁と空掘
(南より望む)

西側土塁と空掘
(北より望む)
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