帝國博物学協会
尾張國
尾張氏館
 所在地 愛知県名古屋市緑区大高町字火上山
 交通機関 JR東海道線 大高駅下車 徒歩30分
 別  名 宮簀媛命館
 略  歴 この地に尾張氏の館があったのは、神代の昔に遡る。
尾張氏は、天火明命の後裔で、14代孫乎止与命が尾張国造となって以降、尾張の地に居を移したと考えられる。
日本武尊の東征の時、建稲種命が武尊をここに迎え、妹の宮簀媛命との婚約が整ったと伝わっている。
東征が終わって戻ってきた武尊は、約束通り宮簀媛命と結婚した。
武尊は、草薙剣を宮簀媛命に残し、西への旅立ったが、伊勢で命を落とし、二度と戻ることはなかった。
宮簀媛命は草薙剣を一族の祭祀を行っていた熱田の地に祀った。これが熱田神宮の始まりであり、現在でも草薙剣は、熱田神宮に祀られている。
また、熱田神宮には、日本武尊・宮簀媛命・建稲種命も祭神として祀られている。
 現  況 館址は氷上姉子神社の元宮神明社の所在地と伝わっている。
この地が尾張氏館址であったという事はあくまで伝説の域を出ないが、元宮神明社の小さな祠がある場所は、結構広い平面が確保されている。
祠の横には宮簀媛命邸宅跡碑が建てられており、この地に館があった事を伝えている。
元宮の境内は四周に土を盛り、周囲よりかなり高くして建てられており、中世的な雰囲気を醸し出している。

元宮神明社入口

尾張氏館址
元宮神明社

宮簀媛命邸宅
址碑

尾張氏館址
元宮神明社境内

尾張氏館切岸

尾張氏館切岸

尾張氏館切岸
Top