帝國博物学協会
信濃國
東前山館
 所在地 長野県上田市前山字竹ノ内
 交通機関 上田電鉄 中野駅下車 徒歩20分
 別  名 北条義政館・塩田館
 略  歴 建治3(1277)年、鎌倉幕府で連署を務めた北条義政が、この地に館を構えて隠棲し、塩田北条氏が始まった。
以後国時、俊時と3代に渡ってこの地を治めた。
元弘3(1333)年、後醍醐天皇の綸旨を受けて新田義貞が鎌倉幕府倒幕に挙兵すると、館の主、北条陸奥入道国時も幕府の軍勢を率いて武蔵関戸で新田軍と戦い、この戦いに敗れると、鎌倉東勝寺で国時・俊時父子で自刃、塩田北条氏は滅亡した。
 現  況 東前山館は塩田城の城下町はずれに位置しており、方形館であったと想定されている。
館の北側を鎌倉街道が通っており、国時もこの道を通って出陣したことであろう。
館は台地隅に築いた方形館であったと思われるが、あまり遺構らしいものは残されていない。
小字の「竹之内」は「館の内」が転化したものと想定されている。
館の北側、鎌倉街道を挟んだ反対側に、虎口状のS字の道が続いているのが興味深い。

東前山館内

東前山館北西側

鎌倉街道案内板

鎌倉街道案内板

東前山館北西側

虎口状の道

虎口状の道
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