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| 所在地 | 高知県南国市岡豊町八幡字岡豊山 |
| 交通機関 | JR高知駅下車 県交バス 歴史民族博物館下車 徒歩5分 |
| 別 名 | - |
| 略 歴 |
鎌倉初期、秦氏の後裔秦能俊が承久の乱の軍功により、土佐に領地を与えられて地頭として長岡郡宗部郷へ入部した。 能俊はこの後長宗我部氏を名乗っている。岡豊城はこの頃築城されたと考えられるが、詳細は不明である。 応仁元(1467)年、土佐の守護であった田村城の細川氏が都に帰還すると、土佐国内は長宗我部氏、本山氏、山田氏、吉良氏、安芸氏、大平氏、津野氏の土佐七雄が勢力を争う群雄割拠の時代に入っていった。 応仁の乱によって京都を追われた一条氏が、土佐中村城に入城すると、長宗我部氏15代文兼は一条氏を国司として土佐を纏めることに成功し、合わせて自らの立ち位置をを確保することに成功した。 長宗我部氏18代兼序の時、一条氏の権威を利用した長宗我部氏の専横を快く思わない本山梅慶を中心に吉良氏、大平氏、山田氏ら反長宗我部勢力が永正5(1508)年に挙兵し、3000の兵で岡豊城を攻撃してきた。 兼序は500の軍勢で防いだが、嫡子千雄丸(国親)を脱出させると衆寡敵せず自刃した。 岡豊城は一時本山氏の支配下に置かれたが、永正15(1518)年、一条氏を頼って落ち延びた千雄丸が元服して国親と称するようになると、一条氏は本山氏らと交渉して国親を岡豊城に復帰させている。 国親は、岡豊城に復帰すると勢力を養い、天文18(1549)年には、父兼序を滅ぼした勢力の一角、山田城主であった山田元義を攻め滅ぼした。 更に香宗我部氏には三男親泰を養子に送り込んで支配下とし、永禄3(1560)年には、遂に本山梅慶の子、本山茂辰を長浜城に攻め、これを攻略し、更に浦戸城を攻めたが、急病を発したため、付城として種崎城を築いて備えとし、岡豊城に退いた。 この年、国親は土佐統一を果たせないまま、岡豊城で没した。 跡を継いだ嫡男の元親は、後に土佐の出来人と呼ばれるほどで、永禄5(1562)年には、本山茂辰が本拠としていた朝倉城を攻撃し、元親の圧力に耐えかねた茂辰は、翌6年のは朝倉城を放棄して本山城に退いた。 更に本山城に圧力を加えると、遂に本山親茂は和を請いて降参した。 元親は統一の勢いを緩めることなく、近隣の諸豪族を従え、永禄12(1569)年には安芸城主安芸国虎を滅ぼし、天正2(1574)年には、国司一条兼定を中村城から追い、遂に土佐を統一することに成功した。 元親は、更に阿波・讃岐・伊予に進出、天正10(1582)年に中富川の戦いで十河存保率いる三好勢を撃破し、13年に四国統一に成功した。 しかし、翌年豊臣秀吉による四国征伐が開始されると、専門軍事集団である秀吉軍の前に、一領具足と呼ばれる元親の兵力は歯が立たず、元親は土佐一国のみを領することを許されるのみとなった。 天正16(1588)年、元親は新たに大高坂山城を築いて移り、岡豊城は廃された。 |
| 現 況 |
岡豊城址は国指定史跡に指定されており、城内には多くの遺構が良好に残されており、また整備されている。 城山中腹に、高知県立歴史民族博物館があり、この中には岡豊城だけではなく、田村城の復元模型なども展示されており、非常に充実している。 現在は、伝家老屋敷曲輪が未整備であるが、今後整備されることが待たれる。 |
| 伝厩跡曲輪 | 岡豊城の南西側の出城的な性格を持った曲輪で、本城との間には竪堀や堀切を置いた独立的な曲輪である。 |
![]() 伝厩跡曲輪 解説版 |
![]() 曲輪南側 |
![]() 伝厩跡曲輪 |
![]() 展望台 |
![]() 伝厩跡曲輪 |
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![]() 畝状竪掘群 |
![]() 東側小口 |
![]() 堀切 |
![]() 左側が旧道 |
![]() 竪掘 |
| 帯曲輪(上段) |
岡豊城の西側、四ノ段下側に上下2段に設置されている。 上段の帯曲輪は西側の竪掘から東側の二重竪掘の間に展開されている。 |
![]() 西側の竪掘 |
![]() 中ほどの竪掘 |
![]() 帯曲輪(上段)と 竪掘渡しの橋 |
![]() 帯曲輪(上段) 西側 |
![]() 帯曲輪(上段) |
![]() 帯曲輪(上段) 北側 |
![]() 帯曲輪(上段) |
![]() 竪掘 |
![]() 帯曲輪(上段) 北端 |
![]() 北端の竪掘 |
| 帯曲輪(下段) |
岡豊城の西側、四ノ段下側に上下2段に設置されている。 下段の帯曲輪は北西側から北側の二重堀切がある尾根筋を防御するような形で展開されている。 |
![]() 畝状竪掘群と 土塁 |
![]() 畝状竪掘群と 土塁 |
![]() 畝状竪掘群と 土塁 |
![]() 北尾根の二重堀切 |
![]() 主郭部 |
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