帝國博物学協会
城郭研究部
城郭用語集
縄張り篇
普請篇
作事篇
縄張り
縄張とは、城の設計である。城地に縄を張って決めた事から、縄張りと言う。
曲輪の配置や大きさ・形状を定め、堀の深さや石垣・土塁の高さから、櫓・門の位置や形式・城下町の配置に至るまで、この縄張りによって決定された。
普請
現在で言う土木作業のこと。
縄張りで決められた設計に従って、石垣や土塁を築き、堀を穿つなどの作業の事をいう。
普請は、軍役の一部であり、家臣の務めでもあった。
江戸時代には、普請は必ず幕府に届け出て許可を得る必要があった。
作事
現在で言う建築作業のこと。
普請作業で築かれた土台の上に、建物を建てることをいう。
作事は、城主の資金によって行われ、軍役にはあたらない。
江戸時代には、作事は旧来への復旧を前提とされ、特に報告の義務を負っていなかった。御殿に至っては、増改築ですら自由であった。
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