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GET SPIKY!! スパイキー・ブラザーズ

◆僕のこれまでの音楽活動の中で、一番知名度が高いのはやはりこのユニットです。自然とこのサイトを訪れる人の95%以上はスパイキーがきっかけで僕を知ったはず。世間的には小さくても、一介の会社員である僕には大きな出来事でした。そんなわけで、ここではこの知る人ぞ知るグループを、ちょっと詳しく紹介しようと思います。

◆事の起こりは、1999年の12月の頭か11月の終わりごろ、弟が「1月に友達のライブにソロででるんだけど、兄貴、ピアノ弾いてくれない?」と言いだしたことです。弟とは、ザ・ピロウズ(the pillows)のボーカル&ギターでソングライターでもある、山中さわおです。プロのミュージシャンの知り合いも多いだろうに、なんで俺?と思ったけど、弟としては気心の知れた兄弟同士で、遊び感覚でゆる〜く楽しみたかったようです。当時彼はすでにプロとして11年のキャリアを持ち、対する僕はフツーのサラリーマン。人前での演奏と言えば会社のパーティーでコピーバンドをやるぐらいしかしてなくて、アマチュア・ミュージシャンとしても事実上引退してたような有様でした。ほんとに俺でいいの?と半信半疑なまま、根が出たがりなので、引き受けてしまいました。ライブハウスにピアノがないとわかった僕は、たった1回のライブのためになんと16万円のシンセサイザーを購入。これには弟もドン引き。僕としては新しい楽器を買う言い訳が欲しかったんだね。さいしょはピロウズの曲とビートルズのカバーだったけど、「せっかくシンセも買ったことだし、もうちょっとやらない?」と誘われるがままに続けるうち、当初の思惑よりも少〜し本格的っぽい活動になってゆきました。(2009/12/25)
※上の写真は、2001年、Tシャツの版下用に撮影したもの。

◆SPIKY BROTHERS LIVE 演奏曲目一覧
カバー曲は題名後の(  )にオリジナル・アーティスト名
無印はピロウズの作品、(HY)は僕(山中英俊)が作詞・作曲したもの
山中さわお:ボーカル、山中英俊:ピアノ&コーラス
(G)は、さわおがギターを弾いた曲
 
●2000/1/19  「Killers」 下北沢 CLUB QUE
 1. Borderline Case
 2. That House
 3. In My Life(ビートルズ)
 4. Let It Be(ビートルズ)(G)
 5. One Life
 
●2000/3/14  「川上次郎 presents」 下北沢 CLUB QUE
 1. Happy Bivouac
 2. The End Of The World(スキーター・デイビス)
 3. In My Life(ビートルズ)
 4. ストレンジ・カメレオン
 5. 勝手にしなよ(佐野元 春)

●2000/6/21  下北沢 CLUB QUE
 1. 彼女は今日
 2. 電車通りのさよなら(HY)
 3. In My Life(ビートルズ)
 4. セレナーデ(HY)
 5. 子守唄(HY)
 6. Girls Don't Cry (G)
 7. The End Of The World(スキーター・デイビス)
 8. ストレンジ・カメレオン
 9. 勝手にしなよ(佐野元 春)
※この日からスパイキー・ブラザースと名乗り、カセット『SPIKY LOVE』発売
「今時カセット・テープ?」
◆1st カセット『SPIKY LOVE』収録曲目:
1. セレナーデ
2. 電車通りのさよなら
3. 子守唄
4. Spiky Blues
5. The End Of The World(この世の果てまで)
作詞作曲・山中英俊(5.のみ Sylvia Dee & Arthur Kent)

●2000/11/27  「ミクロイドS」 下北沢 CLUB QUE
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Awakening(HY)
 3. 電車通りのさよなら(HY)
 4. Cold Side Of The Street(HY)
 5. 子守唄(HY)
 6. パトリシア (G)
 7. Tiny Boat
 8. 勝手にしなよ(佐野元 春)
カセット『SPIKY LANE』発売(便乗して僕のエッセイ集も発売) 
「え、2作目もカセット?」
◆2nd カセット『SPIKY LANE』収録曲目:
1. Awakening
2. Oh Darlin’
3. Cold Side Of The Street
4. 大地が冷めないうちに
5. 太陽を待ってる
作詞作曲・山中英俊
  
●2000/12/30  「スマイリーズコレクション」 渋谷 ON AIR EAST
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Oh Darlin' (HY)(G)
 3. Cold Side Of The Street(HY)
 4. One Life
 5. 太陽を待ってる(HY)

●2001/1/1(2000/12/31)  渋谷 NEST
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Oh Darlin' (HY)(G)
 3. パトリシア (G)
 4. In My Life(ビートルズ)
 5. 勝手にしなよ(佐野元 春)

●2001/3/2  「デリシャスファミリーライフ」 名古屋 ELL FITTS ALL
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Awakening(HY)
 3. Cold Side Of The Street(HY)
 4. 子守唄(HY)
 5. 彼女は今日
 6. Tiny Boat
 7. 勝手にしなよ(佐野元 春)

●2001/3/8  「デリシャスファミリーライフ」 仙台 MACANA
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Awakening(HY)
 3. 電車通りのさよなら(HY)
 4. Cold Side Of The Street(HY)
 5. 映画『貴方だけ今晩は』のテーマ (G)
 6. パトリシア (G)
 7. Tiny Boat
 8. 勝手にしなよ(佐野元 春)
 
●2001/6/10  「札幌ナイト??」  下北沢 CLUB QUE
※オリジナルTシャツ発売
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Oh Darlin' (HY)(G)
 3. Awakening(HY)
 4. 大地が冷めないうちに(HY)
 5. Cold Side Of The Street(HY)
 6. Borderline Case
 7. Nowhere
 
●2001/6/29  「デリシャスファミリーライフ」 大阪 バナナホール
※最後のライブとなった大阪遠征。公演に先立って地元FM局がウィークリーで弟のレーベルの特集を組んでスパイキーも宣伝してくれました。当日のライブ録音(Awakening)と楽屋で兄弟そろってのインタビューが後日放送されました。
 1. Spiky Blues(HY)(G)
 2. Oh Darlin' (HY)(G)
 3. Awakening(HY)
 4. 子守唄(HY)
 5. Cold Side Of The Street(HY)
 6. Borderline Case
 7. Beautiful Picture
 
▼Quipマガジン(vol.23)に掲載された記事

 

◆Tシャツ大特集(?)

▼これがスパイキーTシャツだ!(左が実際に売られた商品。右自分専用に1着だけ作ったもの。)

 

ちなみに弟はデビュー前は仕事でシルクスクリーン印刷をしていて、「Tシャツくん」を使ったTシャツ作りはプロ級の腕。スパイキーTシャツは全て彼の部屋で1着ずつ手で刷りました。
▼弟に頼んでこんな1点モノも作りました。モデルがおっさんでごめんなさい。

▼そしてこれまた1着だけの「GET SPIKY!!」Tシャツも

 当時からGET SPIKY!!

▼そしてこれは自分でパソコンでつくったもの。もちろんアイロン・プリント。ちゃんとシルクスクリーンで刷ったものと比べるとかなりしょぼいです。

 これでもヒゲそり後。

▼オマケ。ある日弟がなぜか作ってくれた「太陽を待ってる」Tシャツ

 寝ぐせか...?

▼最後にもう一つオマケ。実はこれはかなり自慢のお宝です♪
1999年頃に弟が作ってくれた、フードゥーグルズTシャツ!!

 得意そうな顔...。

▲Hoodoo Gurus は1980年代から2000年代にかけて活躍したオーストラリアのロックバンド。1987年、メルボルン近郊でクリスマスを過ごしていた時に現地の友人がカセットをくれて大好きになった。ちなみにその時もらった当時の最新アルバム「Blow your cool」のジャケットに使われたバンド名のロゴが、このTシャツの文字となっている。後年弟にCDを貸した際に、僕を驚かせるためにネタを仕込んだのだ。ただでさえ日本では関連グッズなど売ってないバンドの上、世界に1着のオリジナル・アイテム。
 そしてこれには後日談が。2002年にオーストラリアを訪れた際、シドニー近郊の観光客などの行かない小さな町でCDショップに立ち寄った。キョロキョロする東洋人客に「何か探してるの」とカウンターの後ろから店主が声をかけた。「イージー・ビーツとか、フードゥーグルズないですか」と僕。すると店主は話し途中だった電話を慌てて切り、血相を変えてカウンターから出てきた。「君はフードゥーグルズを知ってるのか?」「大好きですよ。」何と彼はバンドのアマチュア時代のマネージャーだったと言う。僕がオリジナル・アルバムは多分全部持ってるし、自作のTシャツまであると告げると大喜び。彼の指さす壁を見ると、何とフードゥーグルズのゴールドディスクやプラチナ・ディスクなどが飾られていた。結局アナログのシングル盤や彼の主催するレーベルのサンプル盤をもらい、悪いのでお勧めのバンドのCDを買って帰った。
 帰国後忠誠の証し?として(笑)このTシャツの写真をメールで送った。彼の店&レーベルのホームページには握手する僕たち二人の記念写真まで掲載され、メールの返事を読んで僕はびっくり。「こんな日本人が店に来たんだよ」と彼はメンバーにTシャツを着てご満悦の僕の写真を送ったのだ。彼らはとても喜んでいたという。