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重症化の予測は可能か(DSAからみた、よって機能検査では捕らえられない一面です)
この症例は左浅大腿動脈が閉塞していますが深大腿動脈からの側副血行路が十分発達しており手術しておりません。重症化しずらいと判断しました。
この例は側副血行路の病変が見られこれが閉塞するとかなりの重症例になりそうです。右のようにバイパス術を行いました。 では血管造影を行えば重症化するか解るということでしょうか。確かにかなりの情報を与えてくれます。だけど下のように、思いもかけない変化が出現することもあります。
左総腸骨動脈が狭くなっております。これをフォローしていました。ところが当初狭窄が無かった右の総腸骨動脈の病変が進行してきました。これは予想できません(好発部位ですが)。
この方は右の腸骨動脈から左大腿動脈へバイパスをしておりました。フォローは吻合部を中心に行い浅大腿動脈が良好な描出なので油断しておりましたら膝窩動脈が閉塞してしまいました。図右の如く人工血管から膝下膝窩動脈までバイパスしました。
大腿-大腿動脈間バイパスを臨時手術で行いました。術後の造影で左深大腿動脈、膝窩動脈が閉塞しております。これは簡単です。まず虚血は進行します。案の定右の如く浅大腿動脈が閉塞しました。
ご高齢でしたが家族の希望もあり図のように移植グラフト-前頚骨動脈間バイパスを行い安静時疼痛が消失して元気に帰られました。 重症化例は下のように少ない頻度ではありません。(切断にいたるものは少ないTASKにはありますが)
これが要注意の人です。(私の今の時点での考え方ですが、一般的にもこうであろうと思います)。
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