当科での胃癌状況
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チョット古いデータですみません。当科1993年から97年夏までの統計を示します。

地域としての事情もありますが、症例は徐々に減っています 最近、都会では早期の比率が60%くらいはあると思いますが、この地区はまだ進行したものの方が多いようです。検診なども含めた意識の違いも原因の一つと思われます。

 

進行癌が多ければ当然根治度は下がります。Aはまず直せた。Cは確実に遺残あり。Bは中間です。B,Cをもっと減らしたいですね。 若い人ほど、予後が悪いと言われますが、根治度だけから見ると決してそのようなことはありません。検診受診率が影響しているのか、高齢者ほど根治が得られない傾向です。勿論全身状態が悪く控えめな手術を選択された例もありますが。

 

当科での胃癌患者さん発見のきっかけですが、圧倒的に多いのが症状あり→検査して発見です。次いで検診で見つかる。その他、他疾患フォロー中とか、偶然などです。 症状がなく見つかった患者さんの病期別頻度を見てみますと(古い分類ですみません)やはり早期のものが多いようです。
 
無症状胃癌例の癌壁進達度をみると、やはり浅いものの方が多いようです。深くなれば当然症状も出やすいのでしょうが、ここで注目すべきはなんと漿膜を突き破ったse siでも症状(-)例がありました。 では、かなり進行したステージWではどのような契機で発見されているのか。圧倒的に症状ありで見つかっていますが、検診チェック、貧血なども含まれ、無症状で発見されるものもあるのです。

早期に発見して完全に直す為には、検診チェックが重要です。特に症状が出現してからでは進行している可能性も高い。ですが症状がなくても進行例が結構あることは注目すべき点で、検診の重要性をしめすデータでしょう。

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