
手塚建築研究所 (2004年5月20日)
とうとう憧れの手塚建築研究所へお伺いしました。
先日情熱大陸で特集されて以来大忙しらしく、なかなか都合がつきませんでしたが、
この日はなんと事務所ではなくご自宅でお話が聞けるとのこと・・・もう朝からワクワクです!
HPの”のこぎり屋根の家”が自邸だそうで、場所は田園調布・・・周りも素敵な家ばかりです。
奥様に案内され玄関ドアを開けた瞬間・・・うっわーーー音楽がホールに響き渡り、
そこは今まで見たことがないような素敵な空間でした!
階段を上がると40畳のLDKと12畳の寝室がワンルームになっています
(なんと合わせて52畳!)あとは一体型の水周り・・・それが生活空間の全てです。
間仕切りされた家に住みなれた私達は「住みにくくないですか?」と思わず聞いてしまいましたが、
「とっても住みやすいですよ!」と言っていました。
確かに初めて訪れた家なのにとても居心地がいいんです。
何を話したらいいんだろう・・・と少々緊張気味にお伺いしたのですが、そんな心配はご無用!
とばかりに手塚さんが自分の建築について色々説明してくださいました。
5月なのに床暖房や薪ストーブの実演までして下さいました。
この薪ストーブとっても素敵なんです。普通は壁にそって設置しないといけないそうなのですが、
外の景色と揺れる炎を一緒に見たいと考えた手塚さんはオリジナルで作ってしまったそうです。
「これだけでも買えないかしら・・・?」と企む私の心読んでか
「これは家を建てた人にしか売らないんです」と言われてしまいました。
うーーーそうなると益々欲しくなるぅぅ〜
天井まであるオリジナルの木製サッシのガラス戸は全て開け放つことができ、
高台からは田園調布の街並みが見渡せます。
高い天井はその名の通りのこぎりのようにカクカクしています。
これは光や風を計算し尽くした結果生まれた形だそうで、夏は涼しく、冬は暖かく、
またのこぎりに反射する光がなんとも素敵なんだそうです!!
も〜何もかもが素晴らしい!!機能性とデザイン性を兼ね備えた空間は
シンプルでいてかつ斬新なんです。
私は「これは何でできてるんですか?これは?これは???」と興奮して嵐のように
質問してしまいましたが、全て詳しく答えてくださいました。
(残念ながら難しすぎてほとんど理解できませんでしたが・・・)
その後薪ストーブの素敵な炎の中、これまたオリジナルのテーブルに座ってお話をしました。
一番肝心な費用の話です。 ここではっきりと言われてしまいました
「今雑誌なんかでもてはやされてる、ローコスト住宅はやめたほうがいい、
やはり良いものを作るには 最低限お金をかけなくては駄目だ」と。
ある意味すっきりしました。
あんな素敵な空間がローコストで作れたらそれこそ摩訶不思議です。
私達に手は届かないけれど、それはそれで納得というか、むしろこんな小娘達に手が届かない
家で良かった〜永遠に私の憧れだ、というかんじですっきりさっぱり夢心地で帰りました。
しかーし!夢心地なのは私だけだったようで・・・旦那様は”く・や・し・い”と顔中に書いてありました。
それから数日モヤモヤした日々を送ったそうで、これを我が家では"手塚ショック"と呼んでおります。
手塚さんによると湘南方面の砂地は地盤調査をしてクイを打たなければ、
地震があった時に必ず倒れるとのこと。(ちなみに300万くらいかかるらしい)
そんなこと今まで言われたことなかったのにー・・・
手塚教の私としては他の人達の言ってることがなんだか信じられなくなってしまいました。