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2003 ガレリアラセン/東京 Galeria Rasen/Tokyo

吹抜屋台

 平安貴族の生活を覗き見するように 屋根や壁を取り払った建物
の描き方が、絵巻物の大和絵で発達した日本独特の表現法である。  
現代の建築表現でも同様な手法が、完成予想図や案内板で見られる。
長年私は絵巻物という表現形式を造形に取り入れてきたが、それら
は単なる造形的な表現を越えて、空間の位置関係や全体像を把握し
たり、時には時間軸を知覚させ映像に近い構造をもつ。また日本建
築に組み込まれるように配置された。掛軸や襖絵などの美術は、こ
れらの意識と切り離せないだろう。
 違棚は出文机という絵巻を鑑賞するための台から発達したものだ。
今回の展示のものは本来の絵巻の鑑賞の仕方であろう棚状に載せた
視点を意識している。

遡及空間「掛-隆房卿gr03R」 The Retroactive Space
"Kakejiku-Takahusakyo-gr03R"
H180/W90cm 木材、工芸うるし、塗料、アクリル絵具、油絵具他 2003

遡及空間「掛-隆房卿gr03G」 The Retroactive Space
"Kakejiku-Takahusakyo-gr03G"
H233/W10/D10cm 木材、工芸うるし、塗料、アクリル絵具、油絵具他 2003

遡及空間「違棚-隆房卿gr03Y」 The Retroactive Space
"Chigaidana-Takahusakyo-gr03Y"
H2/W150/D5cm H2/W90/D10cm H2/W15/D20cm 木材、工芸うるし、
塗料、アクリル絵具、油絵具他 2003

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