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2011 中之条ビエンナーレ /群馬


題名:遡及空間「立-naka11」素材:木材、塗料、他 制作年:2011

二年に一度、四万・尻焼など多くの温泉郷を有する群馬県中之条町に、国内外から多くのアーティストが集い、木造校舎や商店街など町全体を美術館に変えてしまいます。アーティスト自ら場所を選び、風土に触れ、住民と交流して展示空間を作り上げます。この土地で生まれた作品は、訪れる人を魅了すると共に、この地で生きる人々に新鮮な驚きと発見を与えてくれます。人が人と当たり前に繋がり合うこの町で、作家・住人・観客が一緒に作り上げる大規模アートイベント、第3回中之条ビエンナーレがいよいよ始まります。(中之条ビエンナーレHPより) ぼくの展示会場は「沢渡温泉:島田家住宅」です。

後記

今回のビエンナーレの来場者は35万人を超えたといいます。小さな町にとっては大きな成果ではないでしょうか。よく公立美術館を建てると税金の無駄遣いだと反対意見が出たりしますが、この展覧会のように、町の使われていない空家や廃校などを利用して、過疎化や高齢化が進む町で、ボランティアを行うということは人々の交流を活発にしますし、温泉町や商店街を会場にする事により町の経済効果も起こります。そしてこの展覧会が地域の人に求められているのだと感じました。とても素晴らしい試みだと思います。

今回の展覧会はとても思い出深いものになりました。お客さんやボランティアやアーティストなどのたくさんの人々の出会いがありました。本当に地元の人々の心遣いにうたれました。ぼくの展示した沢渡温泉地区では、ビエンナーレは木曜日が定休日なのに、知らずに訪ねてくれるお客さんを見かねて、展覧会場をずっと開け続けてくれたのでした。中にはお店を閉めて商売をお休みしてまで、ボランティアをしてくれていたのです。ほんとうに沢渡の人々の優しさには感激しました。


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