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2012 第10回半島の現代美術 安房ビエンナーレ/千葉県 

旧県立安房南高校
千葉県指定文化財旧県立安房南高校の木造校舎の跡地利用。

題名:遡及空間「立- awa12」素材:木材、塗料、他 制作年:2012

 「第10回半島の現代美術 安房ビエンナーレ2012」南房総館山市にある旧県立安房南高校の木造校舎。大型のインスタレーション
を制作。「半島の現代美術展・半島の海・街・森」第二会場の旧県立安房南高校の木造校舎(千葉県指定文化財1930年施工)今回、
会場を押さえるのに大変苦労しました。地元では前代未聞(三日間だけ開催)会期10月19日(金)〜21日(日)

 ぼくの作品は、学校備品を取り込んでインスタレーション。三日間だけ開催なのに、多くのお客さんが訪れた。文化財を使って展覧
会をする事は、色々と制約が多い。釘が打てない。一番の障害は行政の不理解。電気、水道、トイレが使えない状態で、我々は展覧会
を決行した。現代美術には、文脈というものがある。作品の場所や時代の社会環境、歴史性を理解した上で、成立させなければならな
いと思う。自分のやっている事が、逸脱なのか、きわどいところで綱渡しているのか、上手く説明できない。芸術とは一体何だろう?

 アントニ・タピエスというスペイン画家が、抽象表現で色々な材料を利用した芸術活動を始めて、西洋絵画の二元性を破壊した。今
では当たり前になったミクストメディアの原点。たぶんそんなところから、ぼくの仕事も遠回しに繋がっている。近代絵画では、たび
たびグリッド(格子状)の表現が現れる。絵画表現と建築的空間の曖昧な結び付き。地域系の多くの美術家の危ういところは、コンテ
クストを知らずに美術をやっているところ。現代美術専門家に叩かれる経験をせずにいる事。そう言う状況で美術史に名を残す仕事が、
はたしてできるのだろうか? まあ〜それ以前に日本の現代美術業界は欧米には、相手にもされていないらしいが・・・



鴨川市民ギャラリー


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