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2006 ギャラリーなつか/東京 Gallery Natsuka/Tokyo

吹抜屋台
 日本独自に発展した表現法。平安貴族の生活を覗き見するように屋根や、壁を取り払った建物の描き方が絵巻物の大和絵で発達した。 建物全体の意識をとらえながらも、人物の相互関係を示すことができる。俯瞰構図と絵巻という時系列を合わせた表現形式は、絵画というよりも、フィルムを思い起こさせる。

日本建築考
 「芸術」という概念は、明治以降に輸入されてきたものだろう。襖絵や欄間等、日本美術は建築との関係が密接である。日本建築は常に外界に開かれていて、自然観と人工美を絶妙に調和させている。 茶室は一つ一つの部材に意匠や技術を通じて、茶の思想を具現化させているという。まるで吹抜屋台の物語の中に、入っていくような仕掛けが隠されているようだ。

桂離宮
 桂離宮を見ていると極力襖絵などの存在が抑えられている。ただパターン化された襖紙が占められている。まるで絵画を否定しているように、木材の枠組が空間を支配している。しかし枠組の「間」の概念には絵画の幻影が見隠れしているようだ。元来日本美術は装飾などから分化しきらず建具や建築の一部のようになっている。襖絵や掛軸は何処か建物の一部に組み込まれたような印象がある。桂離宮のただ均等に並んだ柱のイメージは、それまでの日本の美意識を打破ったと同時に、究極の簡素美を導きだすことに成功している。

遡及空間「柱-隆房卿NA06-gold」 H100/W10.5/D10.5cm
素材:木材、アルミ、塗料、金泥、古び粉他 制作年:2006(×5)
遡及空間「柱-隆房卿NA06-gold」 H100/W10.5/D10.5cm
素材:木材、アルミ、塗料、金泥、古び粉他 制作年:2006(×2)とパーツ

遡及空間「柱-隆房卿NA06-gold」 H100/W10.5/D10.5cm
素材:木材、アルミ、塗料、金泥、古び粉他 制作年:2006
遡及空間「柱-隆房卿NA06-gold」 H100/W10.5/D10.5cm
素材:木材、アルミ、塗料、金泥、古び粉他 制作年:2006
遡及空間「隆房卿NA06」 H10/W362/D3.5cm
素材:木材、うるし、塗料、アクリル絵具、油絵具、他 制作年:2006
遡及空間「柱-隆房卿NA06-gold」 H100/W10.5/D10.5cm
素材:木材、アルミ、塗料、金泥、古び粉他 制作年:2006
遡及空間「隆房卿NA06」 H10/W362/D3.5cm
素材:木材、うるし、塗料、アクリル絵具、油絵具、他 制作年:2006
遡及空間「隆房卿NA06」 H10/W362/D3.5cm
素材:木材、うるし、塗料、アクリル絵具、油絵具、他 制作年:2006(部分)

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