京都西山ポンポン山20km大縦走’10.3.11 曇のち晴

下の口-摂津狭-原立石-神峯山寺-本山寺-ポンポン山-釈迦岳-川久保尾根大杉
-大沢-ギロパチ峠-水無瀬渓谷-乙女の滝-尺代西光寺-若山神社-JR島本

 この時季のポンポン山はフクジュソウのお花見で人気の頃と知ってはいますが、そのフクジュソウに見向きもせずに夏山に向けての訓練山行でした。

678.9m 3等三角点 頂上の樹木16種確認済
奥に薄っすらとみえるのは京の守護神、愛宕山

 あまたあるポンポン山の登山ルートも京都側のそれはほぼ知り得てはいるが、ほとんど歩かない高槻側からの入山はやや心もとない。
 今回の摂津狭からの大歩きも前はいつの頃だろうか?、、それすら覚えていないのだ。そんなことから初のコース歩きの感覚でかえって楽しみながらワクワクでした。

 下の口の「料理旅館かじか荘」はどうやら破産の張り紙?・・、いや淋しい。ここから8時45分にスタートでした。

 すぐに右前方に小高い三好山190mが可愛いです。ここには戦国時代の天文22年(1553年)戦国武将三好長慶が入場した居城だったようです。また芥川山城または城山城とも言うようで、後に高山右近の居城になったと言われています。

 またかじか荘から15分も歩くと「料理旅館山水館」手前の左上に俳人山口誓子(1901−1994年)の句碑があります。『流蛍の自力で水を離れ飛ぶ』

 句碑から5分でブルールーシートかかる白滝茶屋三叉路で上の口バス停へは直進。左へ曲がり200m行けば、水量豊かな白滝は2分です。ここから東海自然歩道が続きます。

 このブルーシートのように攝津狭もいずこと同じでお客様は極く少ないよう、見るからに侘しいありさまです。でも来月あたりのお花見シーズンの人出はどんなものでしょうか?賑わうといいのですが・・

 さて私は以前の賑やかな花見のシーズンや河原で若い家族連れのバーベキューを横目に通過したのも覚えてはいますが、肝心の道の様子がはっきりしないありさまでした。

 白滝茶屋からちょっとした岩場をこなして進むと「料理旅館喜楽荘」や「慶住院」の建物を右に見ながら芥川にかかる「摂津峡大橋」を渡るとその先に三叉路に突き当たります。突き当たりは、芥川漁業組合のつり券売り場です。(芥川近辺は、アユ・マスを放流しているので有料とのこと)

 右に曲がれば上の口バス停ですが、今日はそちらより近い原立石バス停へ向う予定のために左に曲がってすぐ右の簡易舗装された細い農道に入り、道なりに約10分進めば県道6号線に上がってバス停は左に目の前です。大きな桶の格好で作られた原立石バス停からポンポン山の右への道と合流します。

 白滝茶屋から原立石バス停まで約25分でした。でも道はほぼ一本道でしたが、そうはいっても辻にくるとさぁ、右か左かなとなり、目につく方に尋ねながらの歩みでした。お陰で間違いによるバックは一度もなく無事に神峯山寺あたりまで到着でこれより先は心配ありません。

 県道6号線の登山口取りつきから約10分でこの鳥居で直進ですが、ここの左下の集落への道を約500m進むと本山寺古道という小さな石の標石があり、それを右折すれば山道歩きで上の方にある宝篋印塔(ホウキョウイントウ)(下画像)まで上がれます。なお、この塔から先は地道となります。
 ただこの道は少しアップダウンがあり、回り道となっているために時間は結構かかりますが・・、ここで単独行の男性は左へと取りました。

 さて今日はこの鳥居を直進ですが、いよいよ恐怖の上り舗装車両道路歩きの始まりです。5分で神峯山寺の勧請掛といって縄にシキミを吊るして聖地との境界を示しているそうです。

 この勧請掛から5分で神峯山寺山門で本山寺下の駐車場まで35分の舗装歩きはやや辛い、それに登り道がきついです。この駐車場横で初めて水分補給としました。

 この駐車場からすぐ左側からようやく山道に入って15分で下画像の宝篋印塔へ到着でした。この塔の登りに向ってみて左後ろへ本山寺古道が上がってきています。

 地道となった宝篋印塔から5分(下左画像)の本山寺もまたまた勧請掛です。この神域は勧請掛がお好きなようで・・・?こんなこというと不謹慎な・・、今日はこの勧請掛をくぐって本山寺をお参りして行きましょう。
 境内にはきれいなトイレもあり、一息入れて急な石段(下右画像)を上がり、本殿右横に登山道が続きます。 

 ニホンカモシキの保護看板を読んで急登を上がると登山道に合流です。するとどうでしょう、今朝ほどからの小雪でしょうか、結構想定外の雪でこのあたりから山肌は白く塗られています。

 下右画像はしめ縄が掛けられた夫婦杉ですが、株元は真っ白がお分かりでしょうか。ここから少し先で本山寺古道から登られた単独行の男性が追いついてきました。
 やはり時間的には大分かかるようで、その方は中々早足の男性でしたから、あの道はなおさら時間がかかってしまうようです。

 この夫婦杉からの足元は雪が凍っていたり融けかけたりの道で、アイゼンが必要か不要かの丁度境目状態でしたが、ほとんどアイゼン着用者は見かけませんでした。みなさん今朝の暖かくなるとの予報状態からか、この雪道は想定外だったのでしょう。 

 そしてこの夫婦杉から約35分でポンポン山頂上到着でした。ところが3〜40名もの人達の昼時でいかにもフクジュソウの花時です。
 数あるどのベンチも雪が残り、日当たりよく暖かくなった山頂です。ベンチはびしょ濡れで座りづらい。。。でもやむなくなんとか寒さの中で25分ものお昼とし、フクちゃん目当ての北行きの一行さんたちとは反対に南行きに乗りました・・・笑

 30分歩くと釈迦岳、こちらは南向きの道のためにすぐに雪は消え、足にやさしい道をのんびり川久保尾根を下って大杉の峠到着です。
 そしてここの急な道を東に折れ、すぐに暗い植林帯の沢筋からひっそり佇む隠れ家のような「お食事処ゆう」を右に見て大杉集落の車道に突き当たり、これを左にとって8分程歩くと右に島本町が整備したキャンプ場、そして少し上がるとおもしろい名のギロパチ峠です。ここは見晴しと日当たりのよいお休み処でベンチもあり一息いれよう。でもこの名の謂れを知りたいが・・・?

 ギロパチ峠から20分ほどの歩きはピークを巻く植林の暗い時間帯だが、やや明るいところに落葉した大きな株別れの樹木がつったっていたが樹肌だけでの同定とはなりませんでしたが樹木の感じからエゾエノキかなと思います。またいつか時季の異なるころに歩いてなんとか判明させたいなと思いながら歩を進めました。(上左画像)

 そして何度か歩いている水無瀬渓谷はこれほど長い山狭だったのかと思うほどギロパチから1時間もかかりようやく乙女の滝でした。
 水無瀬川は雨上がりの水を集めてごうごうと流れています。古い痛んだ林道では水が至るところで流れ出て最後にきてスパッツ着用状態でしたが後の祭りです。足元を気にしつつ行くと水無瀬川の向かい側に乙女の滝が枝越しに見え隠れしています。
 ここまで名を聞いて期待して歩いてきた方なら、せっかくなら乙女の滝の表示板の前の木(上右画像)を払って乙女の姿をすっきり見せてほしいと思われるような状態です。そんなこんなで私にはここの名称は名前負けでは?といつも思うのですが・・・

 そばには「高さ50mからの流れは細く、その名の如くか弱い乙女のようです」とあり、島本町の役人もなかなか風流な表現ができる御仁が居るものだと変な感心をしているのです。

尺代に入るとすぐに西光寺ありその手前にあるカーブミラーの三叉路を右に下り橋から道なり上がると
若山神社本殿一帯は桜の名所で、この左から太閤道が上がっている。そして本殿左から石段を下り

 歩きにくい古い石段を下りきると若山台の住宅地が立ち並びます。高槻市バスを利用するにはこの団地内に入ってすぐ左折、突き当たりを右折し、最後に左に階段を下るとバスセンターです。石段から5分もかかりません。

 バス不要の方は若山神社石段を降り、そのまま直進すれば広い車道に出て右へカーブして道なりに進み、名神の高架下をくぐり、島本町役場の前からさら東南に直進して、JR線路沿いに右折すれば石段下から30分もかからないようでしょう。
 でも私の乗車はJR島本の駅裏側からでしたが、喫茶店、飲食店など建物すらまったくなにもなくびっくりです。もちろん駅表もお店らしきものはみあたりませんでした。こんな場所に駅が必要なのかな?と思ってしまいましたが・・・

 結局8時45分スタートのゴール15時35分でした。6時間50分かかったようです。ま、比較的ゆっくりズムでしたのでいい訓練ができました。それにしても早くお花の時季がきてほしいいいい〜・・・

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