京都西山 '10.4.4 晴
原立石-本山寺古道登山口-本山寺-ポンポン山-リョウブの丘-カマガ谷 -大原野森林公園-東尾根-イヌブナの森-釈迦岳-西山キャンプ場-立石橋 |
ポンポン山には自宅から徒歩50分で奥海印寺先の立石橋がマイルートの登山口です。そんなことより高槻からの入山は数えるほどしか歩いていません。
ならばとのことで今回は高槻までわざわざ電車で行き、バス利用で原立石で下車するという私にとっては何とも不経済なポンポン山ルートでした。まぁ、たまには交通機関を使って迂回しての山歩きもいいかもと・・?
でも出かけた甲斐がありました。トウゴクサバノオ、キンキエンゴサクに出会えました!!
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トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)これからが本番でしょう・・ |
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キンキエンゴサク(ケシ科)こちらはほとんど終り |
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シロヤブケマン(ケシ科)咲き初めでした。 |
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原立石バス停から10分歩くと神峰山寺鳥居だが 今日はここを下の左へ進む。 |
鳥居から約5分で本山寺古道の石の道標が立つ 細い道を右折してすぐに山道に入る。 |
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道標から約20分で2基の鉄塔が建っているが 左からここへ上がっても展望はないので、上がら ず元の道を直進するがすぐ踏み後薄い右の道で はなく左の本線を進む。 |
鉄塔から下ると7〜8分で初めて沢の流れを 渡渉、これを何回か繰り返すが最後の水場を過ぎ ても水は細く流れている。沢筋約15分歩くと伏流水 となり尾根をトラバースして登りとなる。 |
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登山口から50分で宝篋印塔に到着する。 | 5分で本山寺の勧請掛です。 | |
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さらに5分で本山寺、きれいなトイレあり、 一本立て急階段から本堂へ右より登山道に |
本山寺から約17分で古木の大杉、この裏に祠が 祀られている。 |
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原立石から2時間でポンポン山到着 678.9m 2等三角点埋まる。看板の右後ろは愛宕山 |
山頂から10分でリョウブの丘へ、北側に小塩山 その左に愛宕に1等三角点の地蔵山だ。昼食25分 |
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フクジュソウ群生地を覗くと残花が5〜6個 群生地一帯は金網とネットで鹿除け対策あり |
キンキエンゴサクも残花がちらほらと、他に セントウソウも終焉、ミヤマカタバミは咲き初め |
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トウゴクサバノオはいよいよこれからだろう・・ すぼんでいましたが30分待ってようやく日が強く なり開いてくれました。待った甲斐がありました。 |
大原野森林公園森の案内所で一服してから 急登の東尾根に向いました。松林がきれいに 手入れされています。まだ終わっていません・・ |
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イヌブナの森もきれいに手入れされ明るく・・ | 日当たりいい尾根でわぁ、マキノスミレだ!・・ | |
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シハイと微妙ではないだろうか?、でも距の先は ピンと上を向くシハイ・・の感じでは? |
キャンプ場からの林道の日当たりのよい法面には タチツボスミレも群生していた。 |
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これもタチツボスミレだ | 托葉は櫛の歯状だが、これは特に切れ込んでる | |
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ナガバノタチツボスミレ花弁の色が濃い | 托葉の櫛の歯状は深く切れ込む | |
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これもナガバノタチツボスミレ茎葉が細長く根生葉は心形で丸く葉脈や裏面が紫色を帯びるものが多い | ||
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ニオイタチツボスミレ中心部が白くはっきりする。 | シロヤブケマンはムラサキケマンの変種 | |
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タネツケバナ(アブラナ科)果実は長角果の円柱状 | 葉は奇数羽状複葉、小葉は3〜11個あり |
今回はゆったり時間で花巡りをたっぷり楽しんだことから休憩を入れ8時間も要してしまいました。お花が本番となりこれからの歩きは更に時間がかかることでしょう・・