備前和気ア表銀座縦走'10.4.10 晴

JR和気-権現岩-和気富士-観音山-前ノ峰-穂高山-涸沢峰-竜王山-幻のピーク-薬師山-ジャンダルム
-奥ノ峰-槍ケ峰-白岩山-神ノ上山-迷いのピーク-剣峰-前剣-ザイテングラード-新町-JR和気

 今年も和気アルプスの表銀座コースを踏破してきました。笑、、、ところが気温急上昇でペットボトル2本では足らず、最後のザイテン下の水場で命の水としてしまいました。なにせ総標高差1170mものアップダウンをやったのですから・・

 今回はコバノミツバツツジが全山満開でけっこう楽しめましたが、それにもまして登る前と下山後にスミレの白花まで見られてラッキーでした。(すいません訂正です。スミレの白花でなくアリアケスミレのようです。4.13追記)

 【スミレの白花とアリアケスミレの相違点】

 前者の距は細長いがアリアケ・・の方は短くて太い。またスミレの白花はめったにみられないがアリアケ・・は道端の日当たりのよいところに普通に見られる。
 その他にも相違点があるのですが総合的に見てアリアケスミレと同定に至りました。

アリアケスミレ
スミレ科スミレ(マンジュリカ) 数あるスミレの本家です〜
アリアケスミレ
アリアケスミレの葉を拡大 スミレの葉を拡大
ジロボウエンゴサク(ケシ科)がほとんど終りでしたがなんとか待ってくれていました。

 権現岩からハゲ山を登って稜線を和気富士(城山)に立ち寄り、いよいよ縦走です。

北曽根城跡の城山(通称和気富士)  左より竜王山、子竜王、幻のピーク @穂高山
どこまでもコバノミツバツツジですが、中にはミツバツツジもあったのかも知れませんが・・
雄シベ10本、単にミツバ・・は5本です。  花柄に白毛と長い黄褐色の毛がある。
竜王山4等三角点、小さな祠が祀られている。  穂高山と間ノ岳 @子竜王
薬師山を見下ろす @子竜王  幻のピークの特製の標示がつけられたばかり
アタゴ尾根下部に愛宕様の祠が祀られる。  防獣フェンスを出て左は由加神社で今日は右

 アタゴ尾根の祠すぐ下に5mほどの岩場があり、そこを左折して下ると上右画像の防獣フェンスに降ります。ここを出て右へ下り、フェンス沿いに林道を西へ進むと2度目のフェンスです。その中の道を見るときれいな踏み跡のためにここかな?と思ってしまいますがこれをやりすごし左にカーブしてさらに登ると右側に3度目のフェンスです。

 フェンス沿いの林道にはスミレ類がいろいろ咲いています。タチツボスミレはもちろんナガバノタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレに↓の画像のスミレなどを観察しながらも楽しいものです。
 以前にはマキノスミレも見たのですが今回は見当たりませんでした。

フイリシハイスミレ  コタチツボスミレに似るもやはりタチツボ・・か?

 これが林道右側にある薬師山のピークを持つ天神尾根入り口です。きょう3個目の防獣フェンスです。左の木に赤テープを巻きつけて、薬師山へと追記しておきました。 

 入り口を入り少し上がるとここでもやはり天神様の祠が祀られています。もちろん今日の安全登山へのお参りに手を合わせました。

入れば必ず扉はしっかり閉めましょう!  この尾根にもツツジが満開で〜す・・

 なだらかな薬師山ピークをすぎると前方に穂高山への岩尾根が飛び込んできます。

ギョッ!〜、、あれを登るの?って思うが・・  40mのスラブを登攀だ、さぁ頑張ろう!
ドーム形の穂高山に登って振り返ります〜  右前方には竜王山が、その左下には宗堂池
竜王バットレスの上は竜、子竜に幻ピークだ。  北には奥の峰さらに北には神ノ上山(右端)

  和気アルプスのHP管理者藤本さんによると、この一帯を次のように記述している。

 「穂高山は竜王山バットレスの展望は最高。ダイレクトルンゼ、ホダカガリー等のバリエーションルートを持つ岩塊山、和気アの南の重鎮」

 う〜ん、まさにそのとおりだ。上手いこと表現しているなと感心しきりである。

奥ノ峰は北稜ルートの分岐峰、赤布が目印  赤布から5分もかからない大展望地の槍ケ峰
北に剣峰、そこからのザイテングラートも・・  南に歩いてきた稜線がみな見える。

 北稜ルートを槍ケ峰から山頂西側に白い岩場を持つ白岩山まで進み、変化ある登山道と稜線から存分に展望を楽しんだ後は奥ノ峰に引き返して北の最高峰へ向おう。 

 和気アの最高峰神ノ上山といっても370.3mの可愛い里山であるが展望はすばらしい。

 
北の遠くには那岐山だろうか  山頂に咲くヒメヤシャブシ(カバノキ科雌雄同種)

 最高峰からきびすを返して迷いのピークより北の俊英である剣峰へ向おう!

山頂は展望いい岩場  剣峰の可愛いプレート
ネズ(別名ネズミサシ、ヒノキ科)雌雄異株  左は若い球果で右は雄花
前剣へ下る途中左側のザイテンを見る。  前剣はシダの中のピーク
衝立岩が荒々しい  岩場の剣峰に登り返しザイテンへの道をとる。
尾根からすぐに岩場、カニノタテバイだ・・  涸れた岩尾根の上を行く
右上には衝立岩が見下ろしている。  やっとザイテンを下ると喉が渇き水場でやれやれ

 この後は倒木や石ころなどで荒れた林道にスミレ類に黄色いお花だ。オッこの黄色は何んだろう・・久しぶりに出会いました。

ミツバツチグリ(バラ科) 葉は3小葉で分り易い  今が盛りのタチツボスミレだ。

 民家が見えるとここは新町で一番北の2階建てが道路沿いにある。これで山歩きは終りここからは舗装道路の車道歩きです。 

ここを左折してJR和気駅まで帰ろう。徒歩1H  左の画像の看板を拡大

 きょうのルートは約6時間の行程でした。ほんとうは鵜飼谷温泉で汗を流してゆっくりしたかったのですが・・またにしよう〜〜。

 ホームヘ