奥丹波 頭巾山'10.4.26 晴

山森福居-502P-645P-横尾峠西地蔵(若丹国境尾根)-鉄塔-山森分岐-上谷分岐-頭巾山-上谷分岐-上谷-林道上谷線支線-福居

 イワカガミの大群落続く頭巾山でしたがやや時期が早めでした。それにしても若丹国境尾根はまさに稜線漫歩のすばらしい山歩きが楽しめました。

福居バス停より右の谷に向かい一番最奥に
建つ一軒屋の集会所横に駐車させてもらう
そしてすぐ分岐右へと指導標あり分り易い
よく整備された道を進むとすぐにイワカガミ
(イワウメ科)の群落が出現、満開にはやや
早かった。
尾根にはユキグニミツバツツジが満開 雄シベ10本、ガクと花柄は淡褐色の長毛、咲き初めは色濃い
ムシカリ(スイカズラ科)別名オオカメノキは咲き初め ユキザサ(ユリ科)はまだ蕾
カラスシキミ(ジンチョウゲ科)も蕾 ハウチワカエデは咲き初め、葉の展開もすぐに
645Pすぐ上に林道が延びそこから頭巾山を 横尾峠西の718Pには地蔵さんが祀られて
地蔵さんより10分で鉄塔、さらに2分山森分岐 地蔵さんより約1Hで上谷分岐へ、頂上へ8分

 若丹国境尾根には上記の他にキンキマメザクラ、オクチョウジザクラ、クロモジなどが咲き、花時が夏のハナヒリノキも相当見られました。もちろんこの時期ですからコタチツボスミレ、シハイスミレも咲いていました。

頭巾山871m、2等三角点 青葉山がはっきり見え、若狭湾の島々も・・

 青葉山の西側にうっすらと見えた山は方向的に由良ケ岳でしょうか?、それに西側には尖った弥仙山も見えるようでしたが確認し損ねました。3人で貸切の昼食タイムを40分もとってから下山にとりかかりました。

 でも今日はどのルートを下ろう・・?、相談の結果上谷に下って沢沿いから福居に戻ろうと進みましたが、沢筋の荒れようは相当なものでした。

ご覧のとおりの倒木だらけ、石飛の渡渉の連続 その先には苔むしたロープで岩場を恐る恐る下り・・
やっと降りると小滝の下には腐った丸木橋に・・ 古いカツラは元気に新芽の葉を展開しだしてた。

 今回は上谷の道の荒れようには参りました。昭文社の地図では実践表記でしたが、このコースは相当荒れていました。
 一般ハイカーの方々は頂上からのコースとしては危険でもあり歩くことは止めた方が無難でしょう。もちろん登りコースとしてもです・・
 もっとも下山の取りつきには赤布がしっかり多数ついているために、谷の状況を知らないとつい下山に向うことになりそうですが・・

 この山頂からの下山コースには北側(尼来峠、野鹿滝)へは比較的整備されているようですが、山森福居への南側へは横尾峠手前地蔵さんから南へ伸びる尾根を下るのが一番道もしっかりしており、安全のようです。
 どうしてもピストンでなく他の道となれば645Pの上の新しくなった林道から下ることもできるようです。なお、鉄塔手前から下小屋ケ谷より山森へ下るのも下部がやや谷筋で滑り易いヶ所があるとのことで要注意ルートでしょう。

ミヤマカタバミ(カタバミ科) ニリンソウ(キンポウゲ科)
マルバコンロンソウ(アブラナ科) マムシグサ?(サトイモ科)
付属帯は棍棒状(無理やり仏炎包を上向けに) 葉は1個、小葉は5個なぜか鳥足状複葉ではない
チャルメルソウ(ユキノシタ科)花弁は羽状に3〜5裂、根生葉に葉柄あり、葉の基部は心形
モミジチャルメルソウ 花は多数密生する。花弁は3〜5裂し葉は5〜7裂してモミジ形で根生葉長柄

上谷の沢筋はお花を期待していたのですが、ほとんど目新しい種は咲いていませんでした。

林道上谷線支線への登山口 そばにはキブシ(同科)満開

 荒れた上谷はほとんど人は入っていないようです。それでも何とか1時間半ほどで林道終点に着き、それより10分ほどで上左画像の登山口到着でした。ここより10分ほどで駐車させていただいた最奥の一軒家まで帰ってくることができました。

ミヤマキケマン(ケシ科) キランソウ(シソ科)別名ジゴクノカマノフタ

 なお、キランソウはシソ科の中で唯一茎が丸く葉は地をふさぐようにべったりつきます。また近縁種のニシキゴロモは茎が角ばり、葉は立ち上がり気味につくのが相違点です。

 最後に駐車場付近にはゴマノハグサ科のムラサキサギゴケとトキワハゼが多数見られました。その違いをご覧ください。また他に小さな白いツボスミレもわずかに咲いていました。

ムラサキサギゴケ トキワハゼ

 左は花唇の色が紫色で上唇が2裂、下唇は3裂で田のあぜなどに群生します。また右は花唇の色が白色でわずかに紫色を帯び、斑紋も姿が異なります。花そのものもトキワハゼの方がやや小さいでしょう。

 本日の歩行時間は登り2時間半、昼食休憩40分、下り2時間でした。

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