湖西 三重嶽から武奈ケ嶽'10.5.5~6 晴、曇

近江今津駅=箱館山登山口-箱館山-Aコース-平池-近江坂-大御影山登山口-河内谷林道-本谷橋登山口-三重嶽テン泊
山頂テン泊地-武奈ケ嶽北尾根分岐-武奈ケ嶽-赤岩山西峰-水坂峠-保坂バス停=JR近江今津駅

 アクセスの関係からやむなくテントを担いで縦走してきました。それにしても箱館山ゆり園の設備には参りました。夏のゆり園営業を知らずに登ったために網囲いで締め出しをくらいました。早朝だったことからなんとか予定どおり通過して近江坂へ向うことができましたが・・。

 箱館山登山口7:35発でゆり園には1時間で着き、Aコースからのビラデスト今津連絡コースを始めて歩きました。あたりは萌えいずる新緑が目にやさしい〜ルンルン気分で楽しい〜〜道でした。

平池9:20 カキツバタは6月上旬に咲く 大御影山入り口9:28

 入り口からすぐの水場で今日明日の水の確保です。今回はすでに用意のスポーツドリンク2本以外に3リットルを汲みました。さすがに〆て20kgとは肩にくい込む・・フゥ

 バイパスのオオイワカガミの群生地では花暦が今年は遅く開花はチラホラの様子です。さらにどんどん進むとニシキゴロモ、ムシカリなどが咲き、足元には小さな白いスハマソウかな?と思いながら歩いていましたが、よ〜く見ると様子が変だと立ち止まって屈むとこれはバイカオウレンではないか、こんなに暑い時季なのに・・ 

 そしてイワウチワは満開でした。中にはトクワカソウも仲良く混生して我が世の春を謳歌していました。ほんとうのお花畑はこのような状態をいうのでしょう〜

 ホンシャクナゲもそこそこ咲いていました。白い樹木花はこのムシカリとタムシバくらいでタムシバはほぼ終盤でムシカリは咲き初めのようです。

 カタクリ、オオバキスミレがわずかですが咲いていました。これらはこれから次第にあちこちで見られるようになることでしょう。

 この後の滝谷山分岐で早めの昼食としましたが、ここで一人また一人と新ハイの知り合いの方が追い越して行かれました。

河内谷林道の大御影山登山口11:40 本谷橋12:20

林道歩きは疲れました。本谷橋下の登山口
まで50分もかかりました。

もっとも途中に水場が4〜5箇所ほどもあり
しまった!下の方から担ぎ上げたのはなんや
ったのかな・・・、と悔やみながら喉の渇きに
飲み歩きました。

サンインシロガネソウ(キンポウゲ科)

 ようやく三重嶽登山口と標柱のある場所へ到着(12:27〜34)です。暑くて参りました。アッ、ここでも元気よく水が流れているではないですか・・・ここまで下から担ぎ上げたのはなんだったのか?とまたまた思いますが、もう後の祭りです・・

 登山口の草むらにはジロボウエンゴサク(ケシ科)がまだ咲き残っていました。

 わずかに休みいよいよ肩の荷を覚悟の出発です。それにしてもこの急登はなんだ!、どうしてもっと九十九折れの登山道にしてくれなかったのかと思いたいほどの道には何度も立ち止まっての一本です。

 そしてブナの大木が現れるとようやく登りは緩んできて南側からの道と合流です。さらに緩やかに進むと琵琶湖方面の展望がよい箇所ですが、今日は白く霞んでいました。

 そして高島トレイル上の最高峰である三重嶽に到着です。13:55で1時間20分かかりましたが休み休み登ったのですが地図上の1時間40分よりは早く着くことができました。

ブナ林からすぐに合流点です。 三重嶽974.1m2等三角点展望はかんばしくない

 展望がよくない山頂には面白みがありません。14時頃ということもあって人影もなく淋しい頂上です。ほとんど平な頂上に疎林の中を歩き回って山野草などを探し回りました。でも咲いていたのはミヤマカタバミ、スミレサイシン、シハイスミレやユキザサのつぼみくらいでそれもわずかな数でした。

 ふと見上げると圧雪で曲がりくねった桜の木に薄紅色のお花が多数ついていました。すわキンキマメザクラか!と様子を伺うとどうやらあたり!のようでした。
 キンキマメザクラはこのようにお花は上をむかずに下向きに咲くのが大きな特徴であるようですが、他の同定部分はどう見てもキンキ・・です。
 それは柱頭が雄シベの葯より長くつき出ることが多く、ガク筒の長さ7〜10mmの細長い鐘形で緑色のホウには鋸歯がある。なお、花柄やガクはほぼ無毛であることなどが同定ポイントのようです。以上の理由からキンキマメザクラと同定に至りました。

 15時ころには早くもテント幕営です。そして一休みしようと横になるとすぐに居眠りしてしまいました。17時ころに夕食を食べまた寝ようと準備していると風が強くなりそれからはなかなか寝付けません・・・。

 一晩中強風の音に悩まされ、ほとんどウトウトするだけでしたが、4時に起きだして朝食を取り、5:15のスタートでヘッデンは不要でした。
 きょうの歩きは総体的に降り基調のためにロングコースにしてもそうしんどくなさそうと自分で勝手に考えていましたが、結構体力を消耗しました。ザックは相当軽くなってはいましたが・・

 20分ほど歩くと雰囲気のある池に到着、さっそく衣服調整を理由にして一息入れます。

 山頂スタートより1時間弱でP674mに開けたピ−クから北北西に頭を持ち上げるのは三十三間山でしょうか。あの山頂を踏んでからもう10年くらいは経ちます。月日の経つのは早いです。
 あの時も暑くて山頂手前の笹原でJRの時間待ちのために素裸になって日向ぼっ子しながら昼寝を決め込んだ覚えがあります。調べてみると8月12日のお盆休みで懐かしいです、また登ってみたくなりました。
 でもきょうばかりは朝から小雨もあり、あたりは白く遠望はききません。

 高島トレイルマップ上には展望よしのマークがあちこちにあるのですがきょうは残念でした。そして三重嶽より1時間50分で武奈ケ嶽到着です。865m三角点はありません。

 この頂上も展望には泣きます。山頂手前の草稜あたりでは展望がききそうですが・・ 

 途中にはちょっとした唯一岩場のロープ場もありましたが総体的に道は危険な箇所もなく、水坂峠には三重嶽より3時間5分の8時50分に到着でした。
 これならテントなど担がずに淡々と歩けば遅くとも18時ころには水坂峠まで十分歩けたかもしれません。

 水坂峠は舗装道路が伸びていて、道路をはさんで高島トレイルの次の行程であるニノ谷山登山口の標柱が立てられています。

 時間も時間のためにのんびりあたりの野に咲く花でも見ようと側溝に入ったり流れの中に足を踏み入れたりと草花を探しました。

 シダ植物のクジャクシダやジュウモンジシダの新葉がきれいでした。山野草ではタニギキョウ、モミジチャルメルソウ、オオヤマハコベ、ツボスミレ、コウライテンナンショウ、ムラサキケマンなどが咲いていましたが、見慣れたものばかりで写真までには至りませんでした。

峠から半時間ほどの保坂バス停までの間にはユキグニミツバツツジ、スミレも咲き誇っていました。 

 ホームヘ

霊仙山から蓬莱山

杓子山

銀杏峰

三国岳

檜洞丸