福井 銀杏峰 '10.5.13 曇 

宝慶寺いこいの森-名松上部登山口-前山-天竺坂-銀杏峰(往復)

 福井大野の名峰である銀杏峰(ゲナンポ)に登ってみました。さすがに多雪地帯の山であるだけにお花の山といえる銀杏峰(1440.7m)でした。こんどは季節はもちろんコースも変えて登ってみたいと思える山となりました。

登山口には案内板、WC、駐車場など完備 看板の左側に登山口、いきなり急登です。
駐車場には赤白のトキワイカリソウ(メギ科)が満開

 この広いキャンプ場駐車場には他にニリンソウ、セントウソウ、オオタチツボスミレなどが咲いています。急な山道を登り始めると次のようなお花たちがどんどん見られます。

ミヤマキケマン(ケシ科) ヤマルリソウ(ムラサキ科)
オオタチツボスミレ ツボスミレ
もう終盤のスミレサイシンですが、葉をよ〜くご覧ください。↓の葉と酷似しています。
満開のウスバサイシン(ウマノスズクサ科カンアオイ属)漢名=薄葉細辛、どうです↑の葉との違いは・・?
ツクバネソウはまだツボミでしたが、あと少しで
咲くでしょう。こちらは伊吹北尾根で初めて見た
思い出のお花でもあります。

また近縁種でクルマバツクバネソウといって
葉が6~8個輪生する種も少し高い山で見られ
ます。この方も御坂黒岳で初見、大感動の記憶
が鮮明なんです。
ツクバネソウ(ユリ科)

 名松新道コースにはいろいろな松の姿に名前がおもしろい

1、仁王の松 2、羽衣の松
2と3番の松への看板のつけ方により
登りでは気づかずに、下りで気がつきました。
3、見返りの松

 樹木花はまだまだこれからの様子でした。でもコース下部では少し芽吹きも始まっていたようです。以下の他にはムシカリ、ガマズミがわずかに白花を展開しかけていました。 

エゾユズリハ(ユズリハ科)もうすぐ咲きそう 見返りの松付近のクロモジが特にきれい
ヒメモチ(モチノキ科)白い小さな花をつけるが右画像はその花芽、落葉低木高さ1m以下、多雪地
コースには若いブナが多いが下部では新葉が芽吹き、上部ではまだまだ枯野状態でした。
下部ではタムシバも咲き残っています。 1400mを越えるとマルバマンサクが震えて

 前山を越えて雪渓の見られる上部にはたくさんのカタクリはみな寒さに震えてすぼんでいましたが、ショウジョウバカマは大群生で満開でした。
 また頂上直下の天竺坂斜面の笹原にはザゼンソウがあちこちに頭を出しておりすごい数でした。それにやや遅かったのですがその近くにはオウレンも咲き残ってくれていました。

登山道にも谷間にも雪渓あり 雪渓が消えたそばにヤマソテツ(キジノオシダ科)
ショウジョウバカマ(ユリ科)がきれいにあちこちに咲いていま〜す。
ザゼンソウ(サトイモ科) オウレン(キンポウゲ科)

 雪渓を乗り越えようやく山頂到着でした。でも展望あえなく寒くて10分で退散でした。

松の木の下で寒さに震える可愛い地蔵さん この雪渓を横切りました。
2時間半で3等点の頂上でした。奥にぼんやりの木は右画像、イチイ(同科)にミゾレが樹氷状態

 下りの前山あたりでようやくガスが途切れてちょっぴり展望を楽しませていただきましたが、北側の山並みも雲低く気持ちよく山座同定とは至らなくやや心残りでもありました。

銀杏峰を振り返るも・・ 北側の眺望もこのありさま・・

 名神の工事渋滞に巻き込まれて到着遅く、登り2時間半、下り2時間の駆け足登山となってしまいました。次にくる時にはコースを変えてリベンジしましょう。お疲れ様でした。

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