丹波弥仙山'10.6.17 晴

登山口-水分神社-修行の滝-於成神社-弥仙山-改心の道-576P-日置谷分岐-林道-登山口

 まさにこれぞ梅雨の晴れ間となった一日を手軽なハイキングで楽しみました。綾部市於与岐町の山里まで京都駅から2時間で入り、関西百名山であり地元では丹波富士としても愛されている弥仙山に改心の道の周遊コースを歩いてみました。

 お目当てはベニバナヤマシャクヤクに出会えるのではと期待しましたが、残念ながら絶滅寸前種に指定(09/12/3) されているだけに見つけることは叶いませんでした。
 ところがイナモリソウという希少種に出会うことができ大満足なハイクとなりました。

イナモリソウ(アカネ科)
関東地方以西、九州まで分布というが関西ではそんなに出会えない

 登る前に見上げた弥仙山はまさにおらが富士で、丹波富士の名に恥じない姿は見事です。登りの斜度は低山だけにそんなにきついとは思いませんでした。

 それにしてもお花の多いのには驚きでした。登山口にはノアザミ、コウゾリナ、ウマノアシガタ、ゲンノショウコ、ハナニガナなども咲いていました。

最後の集落から見上げる弥仙山664m 駐車場のある登山口の案内図 9:25
水分神社(ミクマリジンジャ) 9:30 林道から橋を渡りここから山道 9:33
この森は保健、干害防備保安林です。 ウリノキ(同科)葉の形がウリの葉に似てるから

 この谷筋にはウリノキが丁度満開でずっと途切れることないほどこのお花が見られました。まさにウリの木街道のようでした。
 それにしても名の謂れというウリの葉に似ているからとのことだが、ほんとにウリの葉に似ているのでしょうか??

修行の滝入り口 奥に小さな滝あり 10:05 トチバニンジン(ウコギ科)
於成寺古跡 10:15 ウリノキ飽きるほど咲いていました・・
於成神社への苔むした石段 石段のユキノシタ(同科)は終盤 横に水場あり
於成神社で休憩です。10:22~27 ヤブデマリ(スイカズラ科)の若い果実
マタタビ(同科)のつぼみ、葉柄は最初赤い 枝の上部の葉は花期に白くなり隋は白い
急な石段を行くと左に大トチノキが苔むして立ち、右上には今にもころげ落ちそうな大石が・・ 10:42
シウリザクラと樹木札でしたがイヌザクラでは? 弥仙山(664m)山頂で昼食です。11:00~40

 このシウリザクラと札が下がっていた固体は相当老木で背も高く、葉すら高すぎてよくは見えなかったのですが、図鑑によるとシウリザクラの分布は中部地方以北とあり、また老木の樹肌で薄片になってはがれ落ちる、あるいは分布域からの点よりイヌザクラではないでしょうか?
 私はシウリザクラは上高地の大正池一帯で見たことはあります。もし再度訪ねる機会があればひこ生えの枝から出ていると思われる葉をしっかり観察して今度こそ同定してみたいものです。密栓と葉身基部が如実に違いがありますので・・・

 弥仙山頂上には金峰神社が祀られていました。ここは神社正面の西側だけが切り開かれて展望がありますが、他の三方はスギなどの樹林が邪魔をしています。その西側に薄っすらと大江山らしき山が・・

 そして山頂からすぐにイナモリソウに出会えました。またその群落地内にはほとんど終盤でしたがサイハイラン二株が咲き残ってくれていました。

イナモリソウです。 サイハイラン(ラン科)
ヤマトウバナ(シソ科) キクバドコロ(ヤマノイモ科)葉柄基部に突起なし
アマドコロ(ユリ科)茎に稜角あり、花柄は1〜2分枝して咲く
道沿いにエゴノキ(同科)の落花あちこちに 同じエゴノキ科のハクウンボクの幼木も
登山道よりすぐ左に576Pの4等点あり 12:30 日置谷分岐に指導標林立、ここ右折 13:00~05
アワブキ(同科)生木を燃やすと泡が出るから 同じアワブキ科のミヤマハハソは葉がコナラに似る
サワギク(キク科) コタニワタリ(チャセンシダ科)

 植物観察をしながら超のんびり歩きで登山口には13:55に帰ってきました。4時間半ものお散歩でした。みなさまお疲れさまでした。

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