南ア甲斐駒ケ岳'10.7.27~29 晴、晴、雨

初  日 仙流荘=北沢峠-北沢駒仙小屋テン場(泊)
二日目 テン場-仙水峠-駒津峰-直登コース-甲斐駒ケ岳-巻き道-駒津峰-双子山-長衛荘-テン場(泊)
三日目 テン場-北沢峠=仙流荘

 南アルプスの玄関口である甲斐駒ケ岳と南アルプスの女王といわれる千丈ケ岳を目指してでかけましたが、最終日に想定外の熱帯低気圧が接近して早朝より雨降りとなってしまったためにやむなく千丈をあきらめて帰京しました。でも甲斐駒登山が快晴下のすばらしい展望であきらめもつきました。

甲斐駒ケ岳 2967m1等三角点 @駒津峰

 さて「南アルプスの地質は、ほとんどが砂岩や頁岩、粘板岩などの堆積岩、もしくは結晶片岩、緑泥片岩、千枚岩などの変成岩からなっている。ところが甲斐駒ケ岳と鳳凰三山だけは、例外的に花崗岩からできている。これは深成岩といって、マグマが地下の深所で冷却固却して生じたもので、既存の堆積岩を貫き入り込んだものである。」と昭文社の山と高原地図で解説があります。

 また、仙水峠を目指すとまもなく樹林帯を抜けやがて左手に大規模で見事なゴーロ状の大きな岩が累々と積みかさなった岩塊斜面の裾を踏むことができます。
 この氷河時代の貴重で類稀な自然はどこにでもあるものではなく、後世にいつまでも変わらぬ自然な姿で残されることを祈りたいと思います。

 ところがお花は皆無にひとしく、唯一コバノコゴメグサが小群落で咲いていただけで、他にヨツバシオガマ、ゴゼンタチバナ、ミヤマアキノキリンソウの咲き終わりがわずかに見られただけのありさまでした。

コバノコゴメグサ(ゴマノハグサ科)

 でも山頂では眺望豊かで360度の大展望がほしいままであったのは大感動ものでありました。そのすばらしい山々の様子を甲斐駒ケ岳山頂からと駒津峰からをご覧ください。

甲斐駒ケ岳 2967m1等三角点 左は千丈ケ岳 南=北岳、間ノ岳など南ア南部の山々
南東=鳳凰三山の奥に富士山 北=八ケ岳連峰
駒津峰 2649m 南=栗沢山、アサヨ峰、北岳、間ノ岳、塩見
西=木曽駒など中央ア、右に御嶽山 北西=鋸岳の奥の左に乗鞍岳、右に槍穂連峰

 北沢駒仙小屋手前には日本山岳会の手による甲斐駒、千丈の開拓に力を尽くした初代竹沢長衛のレリーフが設置されています。
 その前の広場には広いテント地があり、今回二日間泊まらせていただきました。

竹沢長衛翁のレリーフ 一番手前がマイテント

 JR伊那市駅1130着(JRバス)1147発高遠1218着(長谷循環バス)1250発仙流荘1328着(南アルプス林道バス)1410発北沢峠1505着-テン場1530

 テン場425-仙水小屋452-仙水峠515~17-駒津峰622~30-甲斐駒ケ岳725~50-魔利支天分岐800~05-駒津峰842~52-双子山917~22-長衛荘1012~45-テン場1054

 (下山時のこの時点でカンカン照りの強烈な猛暑の天気で明日の雨など予想だにできなくて、千丈ケ岳は明日登るのだから今日はゆっくりしようとのんきなものでした。
 ところが16時頃に小屋番に天気予報を聞きに行ってびっくり明日は雨との予報でこの時点でギャフンで・し・た。明朝4時ころには雨は降り出し、すぐに千丈を取り止めにして雨がきつくならない内にテントを撤収してバス停へ向うこととしました。)

 テン場500-北沢峠520~720=仙流荘810/41=高遠910/20=JR伊那市駅946/伊那高速バス1100=JR名古屋駅1405

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