京都府立植物園に咲く花'10.9.9 晴

 例年にない猛暑が続いていましたが、昨日の台風9号通過により若干温度は下がりました。とはいえまだまだ30℃は十分越す状態の暑い植物園でした。さすがに園内も昨日の強風による落葉が散乱し、係りの方たちは片付けに大忙しの様子が伺われました。ところが肝心のお花たちはほとんど見当たりませんでした。
 そんな中でしたがまずは水辺の湿地帯を好むお花たちです。

ガガブタ(ミツガシワ科)
アメリカアサザ(ミツガシワ科) ミズアオイ(ミズアオイ科) ヒシ(ヒシ科)
ガマ(ガマ科)雄、雌花穂がくっつく コガマ・ガマより一回り小さい ヒメガマ・雄、雌花穂が離れてつく

 他に見られたお花は次のように少なかったです。

キセワタ(シソ科) ハグロソウ(キツネノマゴ科) カリガネソウ(クマツヅラ科)
ハマナデシコ(ナデシコ科)葉が厚い ヤブラン(ユリ科) オミナエシ(オミナエシ科)*

 *秋の七草の覚え方・・・「おすきなふくは」?

オミナエシ(オミナエシ科)・ススキ(イネ科)・キキョウ(キキョウ科)・ナデシコ(ナデシコ科)・フジバカマ(キク科)・クズ(マメ科)・ハギ(マメ科)

ついでに春の七草の覚え方は??

私流に・・・「すすはほごせな」?として親しんでいます〜♪

スズナ(アブラナ科)・スズシロ(アブラナ科)・ハコベラ(ハコベ科)・ホトケノザ(キク科)・ゴギョウ(キク科)・セリ(セリ科)・ナズナ(アブラナ科)

 話が変なところへ飛んでしまいましたが、植物園も9月ともなればスズムシバナと近縁種のユキミバナが咲きだしますね。まだほとんど咲き初めでしたが秋が深まればどんどん咲き誇ることでしょう。

スズムシバナ(キツネノマゴ科)近畿地方以西で分布、白花も見られた。 ユキミバナ*

 *1993年に新種とされた比較的新しい命名種、福井県、滋賀県に咲き分布域が狭い花で新雪のころまで見られるとのことから名がついたようです。
 なお、母種のスズムシバナは自然の中で比較的見られるようで、京都北山でも樹林下で咲いているのを確認しています。
 ユキミバナを私は福井県で確認していますが、滋賀県では残念ながら自然に咲く処を今のところ知りません。どなたかご存知の方があればメールにてお教えいただけるとありがたいのですが・・・。

 続いてカエデ科の特徴的な種の葉をご覧頂きましょう。カエデは普通イロハモミジのように3〜11個くらいに浅くまたは深裂していますが、そのように裂けていない種をピックアップしてみました。

クスノハカエデ・葉がクスノキ?に似ているため チドリノキ・果実を千鳥の飛ぶ姿に見立てた。
メグスリノキ・樹皮や葉を煎じて洗眼に用いたため ミツデカエデ・左と同じく3出複葉だが波状で鋸歯が目立つ

 珍しいカエデはまだあります。ハナノキ、ヒトツバカエデ(この種はこの園には植栽がありません)も変わった葉の形です。詳細はこちらからご覧ください。

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