奥秩父両神山'10.11.2~3 晴

二日目 深夜高速バス等利用で登山口の日向大谷へ-清滝小屋-両神山-清滝小屋(泊)
三日目 小屋-日向大谷(バス移動)三峰神社-白岩山-雲取山-避難小屋(泊)
四日目 小屋-七ツ石山-鷹ノ巣山-六ツ石山-奥多摩(泊)
五日目 旅館-秋葉原/つくばエクスプレス、バスでつつじが丘登山口-女体山-男体山-筑波神社

 今回の山歩きは天候もいいようなためロング計画としました。まず初日は移動日で深夜高速バス、JR、西武鉄道、路線バスなどの利用で両神山の登山口である日向大谷口まで入りましたがもう昼前で清滝小屋の避難小屋で泊まる行程でした。

 もっとも両神を登るのなら日向大谷から岩場ルートの八丁尾根を歩き坂本へ下るルート取りがお奨めですよと山友から聞いていましたが、バス時間などのからみからやむなく日向大谷ピストンの単純な一般コースとしてしまったため、また5月のアカヤシオの咲く頃にでも友の一押しコースを歩いてみたいなと思ってはいますが・・?

9:45 日向大谷の登山口をスタート 10:15 七滝沢コース分岐の会所

 この山へはアクセス悪く殆どの方がマイカー登山で3ヶ所の駐車場に平日なのにいっぱい停まっています。でもこの時間はほとんどが登られた後で人には会いません。
 足元には終盤のハキダメギクの大群生やイナカギクなどもちらほら咲き残っています。そして道沿いには石像や石碑などが置かれ、信仰の山であることがしのばれます。

 下の方では紅葉は今イチですが、静かな渓谷沿いをどんどん歩きます。4〜50分も歩くと関西人には珍しいモクセイ科トネリコ属のひとつであるシオジの大木が現れだしました。
 この木は何年か前に雲取山に登った後山林道で出会ったあの感動が忘れられません。一人で再会を楽しみ木肌を撫でていました。

30mもの大木になり、葉は対生で奇数羽状複葉、特徴は葉柄基部が著しく膨らみ茎を抱く

 順調に歩いてそろそろ弘法之井戸かなと思っていると見慣れた落葉です。比良の武奈ケ岳でもわずかに見られるカジカエデの大木でした。

  そして弘法之井戸は登山道沿いに踏まれるようなところに水が流れています。もっともこのコースは谷沿い歩きですから元気のいい沢水がとうとうとあちこちに流れていますので、胃腸に心配ない方には水の用意不要なコースでしょう。私はスポドリ500×2本も持っていましたが最後まで持ち歩いてしまいました。

1129~34 なかなか冷たくて美味しいお水でした。

 その後10分もしない内に今晩のお宿である今は避難小屋となっている清滝小屋到着でした。トイレ、水道設備もあり、小屋内も営業していたH18年当時のまま放置されていました。

 でも明日は早いために山頂は今日踏みます。小屋で昼食(1140~1200)を取ってすぐに急登でしたが上部へ行くほど中々の道となってきました。

こんなクサリ場やロープ場があちこちにありますが、山慣れた方ならどうってことないでしょう・・
コアジサイ(ユキノシタ科)の黄葉も素敵です。 ブナにイヌブナも混じって紅葉が見事でした。
1250 今年8月に土砂崩れ、緊急巻き道あり 1300 山頂直下の最後のクサリ場
1302~27 両神山1723m 2等点 山頂狭い岩場で20人も居れないでしょう、今日は13人いましたが・・

 さすがにこの時間帯です。展望は雲が出て遠くは霞んでしまっていました。でも74km離れた富士の頭は少し見せてくれ一応喜びましたが・・?、そして雲のつく八ケ岳はほぼ見えましたが浅間山は残念でした。

奥秩父・雁峠の鞍部に顔を出しています。 ズームしました・・
切り立った岩場の山頂から八丁、赤岩尾根 アカヤシオの紅葉、山頂からダケカンバ林もきれい

 山頂で9人、3人パーテーが下山した後ひとりきりで静かにここが両神だとつぶやきながら至福の時を過しました。頂で半時間ほどで小屋へ50分かけて下山でした。 

 小屋の外壁には「都合により休業させていただきます。緊急の場合は避難小屋としてご利用ください」との小鹿野町産業観光課の電番が標示されており、H18年の路線バス時刻表が掲示されたままでこんな様子を見てなんだかしんみりしている自分がいました。

 この小屋もこのまま人の手が入らないとすぐに建物が傷んでしまうのではと心配しながら居たたまれない思いがしさらに淋しくなってしまいましたが、外のベンチでホットを飲みながら遅く到着された同じように単独行の方と二人で山話が続きました。
 温度は0度くらいで小屋内では3〜4度と気分だけでなく身も寒くなってきてしまい、早々に横になりました。
 

 この夜は結局二人で泊めていただきました。翌朝は後行程のためにやむなく真っ暗な道を5時10分出発でしたが、6時前にはヘッデンも消してバス時刻に合わせてゆっくりと7時到着でした。

 さぁ、この後は次の雲取山への登山口である三峰神社までまたバス移動が始まります。雲取山へはこちらからご覧ください。

ホームヘ

雲取山石尾根縦走

小野村割岳

蹴上から大文字山

皆子山

綿向山

鞍馬山から貴船神社

三上山