北関東 筑波山'10.11.5 晴

二日目 深夜高速バス等利用で登山口の日向大谷へ-清滝小屋-両神山-清滝小屋(泊)
三日目 小屋-日向大谷(バス移動)三峰神社-白岩山-雲取山-避難小屋(泊)
四日目 小屋-七ツ石山-鷹ノ巣山-六ツ石山-奥多摩(泊)
五日目 山の宿-秋葉原/つくばエクスプレス、バスでつつじが丘登山口-女体山-男体山-筑波神社

 今回の行程の最終日となりました。最後は疲れているだろうからと楽な山を登る計画としました。ところがあにはからんや結構きつい登りが待っていました。でも900mにも及ばない低山ですからそれも対したことはありませんでした。

 関東平野に美しい双耳峰を持つ独立峰で、筑波神社とつつじヶ丘の二つの登山口があり、またケーブルカーとロープウエイもあって山頂は観光地のような賑わいをみせている山です。

 日本百名山の中では一番低い標高の山でもあります。その深田久弥は「百名山の一つに選んだことには不満な人があるかもしれない。高さ千米にも足りない、こんな通俗的な山を挙げるくらいなら、他にもっと適当な名山がいくらでもあるではないかと。しかし私があえてこの山を推す理由の第一は、その歴史の古いことである。」と述べています。

 バスの車中から撮った筑波山ですが、手前が男体山で奥が女体山です。今回は女体山側のつつじヶ丘登山口(12:20)から登り始めました。 まるで遊園地のようなロープウエイの乗り場です。

 山頂までにいろいろな奇岩があり、その間を縫うように登山道がついております。それらの岩には絶妙の名がつけられています。たとえば弁慶七戻り、高天原、母の胎内くぐり、陰陽石、出船入船、裏面大黒、北斗岩などが女体山までに標示のあった岩石の名前でしたがこれらを読んでうんうんとうなずきながら登っていきました。

高天原 母の胎内くぐり

 イザナミノ命を祀る女体山山頂には13:20着で50分足らずで登ったようです。あいにく地元の保育園児が多数登っていましたがどんどん追い越しての登りでした。

13:20~25 女体山御本殿 筑波山(女体山)875.9m 1等点
山頂より登山口のつつじヶ丘を見下ろす 同じくこれから行く男体山を見る。

 山頂直下のロープウエイへの分れ地では紅葉が進んできれいなブナの樹林下でお昼(13:25~40)としました。そして御幸ケ原(13:50)まではガマ石を見たりせきれい茶屋を冷やかしたりし、カタクリの里もあることも知りました。

 広いケーブルカーの山頂駅である御幸ケ原一帯はここは麓の駐車場ではないのかと見間違うほどの広場となってまったくの観光地となっており大勢の観光客が見られました。

 御幸ケ原から10分で男体山山頂でこちらには男体山御本殿にイザナギノ命が祀られています。

14:00~05 男体山御本殿 男体山871m

 最後は樹林の中の急階段道を筑波神社へ向けて下山開始(14:10)です。途中には男女川源流の水場があります。(14:30~35)、もちろん神社ですから杉の大木はあちこちにあるのですが、沢筋でもないのに珍しくチドリノキがあり、またアカガシの大木もあたりを薄暗くして突っ立っていました。

このような疑木の階段が続く 男女川源流の水場
チドリノキ(カエデ科) アカガシ(ブナ科)

 こちらのコースは見通しなく樹林帯ばかりの薄暗い道が続き面白みには欠けます。もちろん登りに使うにも相当な急坂ですからきついでしょうね。
 ケーブルカーの下の駅である宮脇に到着(15:05)です。そして土産物屋さんを冷やかして筑波神社でお参りを済ませ赤い大きな鳥居を出ると帰りの筑波神社入口のバス停は目の前にありました。(15:05)

 今回の最終回は3時間弱のハイキングで楽しい日が過せました。4日間天候に恵まれすばらしい百名山三座が歩けました。
 そうそう今日の筑波山においても行きのバス内で今回の筑波が百名山完歩ですという男性の方にも出会えて自分のことのようにうれしくなり目出度い一日となったのも何かの縁を感じました。

 ホームヘ