比良 雪の権現山'11.1.8  晴

 今年は年頭から日本列島の大寒波により、日本海側の各地が大雪に見舞われているようです。関西の比良山系でもしっかり雪が降りました。

 そんな情報からスノーシューで権現から蓬莱への縦走をもくろんで出かけてきました。三連休で天候も一番よい日が最初の8日との予報で、これは沢山の雪山好きが入るだろうとの予想でした。

 私はいつもなら出町柳7:45発のバスで向うのですが、この雪ならも少し遅いスタートのJR堅田駅からのバス(8:45)に乗車し、自由乗降となる平側の花折れ峠道の入り口近くで下車(9:20)して、取りつくと何人かのトレースがあり、よしラッキーとどんどん歩を進めることができました。

 花折れ峠道にある権現山への登山口(9:40)からドン谷への登りにかかります。ありがたいことにアイゼンもスノーシューも不要です。
 途中植林帯から見下ろしながら写真を撮ったり、自然林が出てきだすと青空もきれいに覗いていたりとルンルン歩きが続きました。 

花折れ峠道途中の権現山への登山口 登山口の反対側は誰も歩いていません。
登山口から20分登れど植林帯は途切れない さらに進むとようやく反対側に自然林です

 だが待てよ、あまり早く歩くとラッセルの大役にぶち当たると足がとたんにスローダウンです。そんなことからスロースローと言い聞かせながらでしたが、やっぱりアラキ峠(10:40~11:03)で先行組の6人パーティーが賑やかに休憩中でした。

 あーやっぱりこの顔ぶれならすぐに追いつくはずだと分りました。全員中高年の上ばかりです、この大雪によくもその年で入ってきたものだと感心するほどの人達でしたから・・

アラキ峠、ザック、ストックはみな他人のもの アラキ峠から折立山へは誰も行かない

 しかたない、この後はラッセルしながら登ろうと決めると、そうだ、ならばスノーシュー装着だ。ところがどうしたことか上手く止め具がはまらない。
 その様子を見ていてしびれを切らしたようで6人パーティーが先行しだしました。私はすいません!、上手くはまらないものでと頭を下げる始末でした・・

 こちらは何もラッセル泥棒を考えていった訳ではなかったのですが、どうしても上手くシューがいかなかったのです。
 結局あれこれ20分近くも戸惑ってしまいましたが、なんとか歩けるようになったところへ単独行の元気な女性がワカンを担いだままで追いついてきました。

 そしてどんどん追い上げてすぐに6人パーティーを越し、ラッセルしながらようやく権現山に到着(11:50~55)でした。

権現山(996m) 三角点無でも展望抜群だが・・ 南の霊仙山はいいが先の比叡山は雲が・・
東の琵琶湖側はこのとおりの雲で三上山もダメ 写真4~5枚撮って前進だ。食事など間がない!

 ところが縦走路にはどんどん積雪が増えてきます。シューを履いていても股下からお尻あたりまで潜ります。こんな状況から歩きながら今日は蓬莱山からキタダカ谷を下る予定ではあったのですが、このまま突っ込んで蓬莱山まで行ったとしても打身山のロープウエイの最終にも間に合わないだろうとのことで、この時間ではとうてい無理と判断してしまいました。

 (もっとも帰宅後netで調べると何と今日は琵琶湖バレーがナイター営業(22時まで)ではありませんか。当然ロープウエイも営業だろうし、・・しまったと思っても後の祭りでした。よし!この手でナイター営業日にリベンジだ!と決めました。)

権現から少し進んだところもパウダースノー〜♪ 12:10 目の前?にはホッケ山が待ってるzzz〜

 そして山中ではせめて青空の出てきそうなホッケ山山頂で昼食にありつこうと、このあたりでは追いついてきてラッセルを交替しながら歩いた単独行の女性と話がトトノイマシタ。

 ところが進むにしたがい、そう権現山から1時間ほど進んでホッケの登りに少しかかったあたりでしたでしょうか。もう悲鳴です。雪の波、いやお風呂の感じです、とても進めません!
 結局相談し二人して撤退を決意しました。行きたくても足が上がりません。こんなに情けない山登りはそう経験できるものではありません。。が勇気ある撤退だと思えば気も楽になります。

13:00 撤退地の雪でストックも1m以上潜ってる 13:22 帰りのホッケ山に笑われているようで・・

 権現山には30分で帰ってきてしまいました。それでも琵琶湖の先の方などまだまだ雲は取れてはいませんでしたが、今日はもうお終いと遅めの昼食をのんびりと駄弁りながらでした。
 そしてあの6人パーティーは権現山から引き返したようで姿はありませんでした。

 いずれにしても本日の山行は、想定外の人の少なさで計8人しか入っていなかったようです。ほんとうは自らの体力の無さでラッセルに泣いてしまいました。
 しかしまぁ、リベンジもできるのだと、そうと決まれば今日のシューは下見だと考えればいいのです。これで気持ちもすっきりでした。(負け惜しみ・・笑)

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