北嵯峨広沢ノ池から曼荼羅山'11.2.9 曇のち晴

大覚寺前-広沢ノ池-後宇多天皇陵-長刀坂分岐-長尾山-京見峠-嵯峨天皇陵-観音寺林道−曼荼羅山-大覚寺前

 今回も新ハイキング関西の低山ハイクで五山の送り火シリーズへ参加してきました。いつものように仲谷リーダーのゆっくり歩こうの山行は人気のハイクで55名ほどの大人数です。

 私は今日の歩きからして集合場所の大覚寺前駐車場まで阪急嵐山駅からバスでなく、3〜40分ほど歩いての集合でした。もちろんいつものように中ノ島公園内の愛宕山定点撮影地で一枚パチリです。

 さて、大覚寺前から広沢ノ池へ景勝保存地区の田園地帯を歩くと、バレーボールで全国規模の実力で有名となった北嵯峨高校の生徒達が周辺を走って体力作りをしています。

 すぐにリーダーより今日歩く山並みの説明がありました。ピークは長尾山(296.1m)それに左に最後の方の歩きとなる火床の曼荼羅山も見えています。
 広沢ノ池はこの時期は年末からの鯉上げで水は干されています。角にある児神社より千代の小道を北向きに後宇多天皇陵へ歩くと左手の西の方角には嵐山渡月橋の上の稜線の山並みが望めます。

8:55 あいにく愛宕に雲がつき、中ノ島公園より 9:45  リーダーから本日の概要説明
CLより山並みの説明が始まりました。 左の方角に曼荼羅山の火床をアップです。
広沢ノ池の水は干されてありません。 右より北松尾山、嵐山、松尾山が並びます。

 後宇多天皇陵には大杉が開花にスタンバイです。ご覧のように今年は花粉が例年の10倍くらい予想されていますので、その心配のある方は余程の対策を講じる必要がありそうです。

 本日の山道の歩きがここから始まります。右に登り気味に進むとすぐに長刀坂分岐ですが、乗用車やタイヤの不法投棄が目立ち思わず目を覆いたくなります。
 いよいよ登りの階段からスタートです。するとすぐ右手には占い師の○木和子の別荘らしい建物が建っています。

10:25 後宇多天皇陵 10:45 長刀坂分岐からの登りです。
占い師○木和子の別荘らしい建物 低山の里山らしい雰囲気です。

 足元には10ケほどの可愛い地蔵さんが祀られていたり、大きな洞窟みたいな穴があったりしますが、植物などシダばかりでほとんど見所はありませんがツツジの頃には楽しめるかもしれません。

 そして西側の稜線は嵐山の上の山々ですが、その奥にわずかに小塩山が見えたり北松尾山も格好良く頭を尖らせています。

 すぐに本日の最高峰(笑)である長尾山到着です。山名札が達筆で皆さんいたく感心されています。山頂では時になぐり書きの板を見ることもありますが、このような標示にはやはり気持ちがいいもので心和みます。

11:30 長刀峠より大分歩くと左手に北松尾山が 11:34 長尾山 296.1m
3等三角点も埋まり 山頂からわずかに北松尾山が覗く

 狭い山頂はすぐに辞して急坂を下ると右下に菖蒲谷池が見えますが、足元に気を取られ池が目に入った方は少なかったのではないでしょうか。私も写真は撮り損ねました。

 小さな祠が祀られる京見峠は四差路のようです。ここからわずかに登ると朝原山というピークには「嵯峨野歴史的風土特別保存地区に指定されています。緑豊かな嵯峨野を守るための注意事項です。・・と書かれた看板」が立っています。

 京見峠から10分ほどで愛宕の大パノラマの広がる小広いピーク到着、ここでお昼となりました。すごい!、皆さんお昼を忘れて愛宕に見とれて撮影に忙しそうです。
 左ピークが表参道にある水尾別れの東上あたりの745mでしょう。そして中央は924mの愛宕山の頭です。それに右寄りピークは皆さん地蔵山との声でしたが、地蔵山(947.6m)は稜線の北西位置と思われ稜線より大分奥まっているため、はっきりとは見えていないと思います。はっきり見えているピークは竜ヶ岳(921m)と私はみましたが如何でしょうか?

 私の撮った画像をアップしてみますと、その竜と思われる左奥にわずかに頭だけ薄っすらと地蔵らしき頭が覗いています。そして↓の次の画像のピークは朝日峰(688.3m)でしょう。 

11:53 京見峠 12:02 両サイドにピークを従えた愛宕山
はげた左のピークが朝日峰 12:54 嵯峨天皇陵

 展望地で12:45分まで寒さを避けて一段南寄りに下がってゆっくりのんびり昼食でした。ここから真南に嵯峨天皇陵へ下ります。
 いつも思うのですが、ご陵さんの作りはどちらも同じような出で立ちで説明板がないと、どなたの天皇さんのものだか判別ができませんよね〜

 ご陵さんより急坂を下ると観音寺林道に飛び出ます。この林道を北西に上がれば嵐山高尾パークウエイに出るようです。この林道をわずかに南東に下りて河原に出ます。この一帯では時代劇の映画ロケ地ともなっているようです。

 そして本日の五山の送り火のお目当てである曼荼羅山の火床へ最後の登りにかかります。それにしてもこの山頂は南向きの斜面ですが、展望抜群の地です。京都タワーもよ〜く見えますが、安物コンデジでは画像には写りません。トホホです。

 リーダー作成により配布された参考資料によりますと次のような説明がありました。
 火床は他山と違い「木」を井桁に組むのではなく「松明」を突き立てる方式です。以前は親火から松明に火を灯して火床である青竹に突き刺していましたが、現在は「鉄製の燭台」が各火床に設置されてその尖った芯に突き刺しています。

 なにはともあれ「鉄製の燭台」がこちら曼荼羅山の火床の特徴のようです。 

13:19 河原 13:53 曼荼羅山153mにある鉄製の燭台
東に都富士の比叡山、本家大文字山など 嵐山鳥居本側の街並みと斜面に燭台

 ここでもゆっくりのんびり時の過ぎ行くのを忘れたかのように存分に曼荼羅山からの京の都の大展望を楽しみました。古人はやはり五山の送り火として、その箇所もすばらしい地を選定されているようです。

 20分近くもその火床にいたのでしょうか?、さて五山の送り火ウオークのフィナーレは東山の大文字山だね、そうそう来月やってくれはるようだよ・・との声が漏れ聞こえました。何度登ってもいいその大文字山も楽しみですね。。。

 冬晴れの寒い一日でしたが満足感いっぱいの余韻を胸に、後は皆さん元気に急坂の来た道を下って大覚寺前の駐車場で解散となりましたが、私は阪急嵐山まで歩き最後の愛宕を振り返りました。。

14:50 大覚寺前の駐車場の上にも愛宕の頭 15:15 中ノ島公園から愛宕

 今日は最初から最後まで愛宕を見ながらの寒空の中での里山ハイキングが楽しめました。このような里山歩きの楽しみ方は私にとってはまだまだ先のことだと思っていましたが、できれば先といわずにいつでも身体の空いている時には特に花時を選んで楽しんでもいいなぁと思えるようになりました。
 皆様お疲れさまでした。

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