裏六甲有馬四十八滝巡り'11.2.13 晴のち曇

有馬-紅葉谷-蟇滝-七曲滝-蟇谷雌滝-雄滝-蜘蛛滝-百間滝-似位滝
-屏風滝-白石谷-白石滝-白竜滝-魚屋道分岐-鳥地獄-有馬温泉

 今年は雪が多いばかりでなく寒波もきついため裏六甲の有馬四十八滝群も氷瀑が賑わっているとのことで、私達も出遅れましたが出かけてきました。

 まずは代表的な滝である七曲滝と百間滝です。特に七曲滝は一番の氷結ぶりでした。

七曲滝 落差30m 百間滝 落差30m

 それでは当日の滝巡りをリポートしてみましょう〜

 有馬温泉バスターミナルを10時ころ出発した我等はのっけから同じ目的で歩く人の多さにびっくりしながら温泉街から坂道をロープウエイ駅方向に向います。すると山肌の白い景色が目に飛び込んできます。もちろん林道歩きもすぐに白い道となってきます。

 そして湯槽谷峠分岐(1034~40)でアイゼン装着でいよいよ紅葉谷の登りにかかります。白石谷(10:51)は左に見送って七曲滝への分岐(10:58)でした。

湯槽谷峠分岐 七曲滝への分岐

 この先の紅葉谷に架かる滝群へは分岐点から暫く行くと山道が分岐しており左に進むと七曲滝への捲き道、直進すると蟇滝の横を通る沢の上のちょっと危険な岩場を遡上して滝に至る沢コースです。
 私が歩いた昨年の12月1日にはロープの設置を確認していますし、また他のHPによりますと今年の1月3日にもそのロープの設置は報告されていますが、その後どうやら誰かが撤去してしまったようで、多くの登山者がこの岩場で渋滞していました。
 渋滞待ち(11:02~05)の箇所から蟇滝を見るにもやや離れております。これ以上待っていては時間がかかりそうです。それに沢筋へは雑林うるさくてばっちりとはいきませんでしたが、蟇滝はこれにてあきらめましよう。

 やむなく元の分岐へ引き返し巻き道を上がってまた下がると最後はやや段差のある滑りやすい地点を沢筋へ降り立って左へ七曲滝(11:15~23)の見物です。この間にも多くの方達の交差待ちが続いています。

 山人の誰でもがこの時期さすがに滝見への関心度が高くなるのでしょうか。すごい人・人・人です。特に冬場のこの時期には滝が氷結するために有馬四十八滝氷瀑巡りとして、これだけ多くの登山者を集めているとは想定外でした。。

↓の画像は七曲滝の氷瀑の様子です。

 次は蟇谷へ入ります。こちらへは誰も来ないようです。水量の少ない小滝群がありますが、まず蟇谷雌滝(落差 2m、撮り忘れ)と次に雄滝があり、一番奥に蜘蛛滝(13:33~37)です。
 この谷の小滝群の二つの滝の名はweb上でも知名度は低いようです。私も帰宅後に判明したものです。

蟇谷雄滝 落差 4m 蜘蛛滝 落差 12m

 蜘蛛滝より少し戻って右斜面のきつい登りにかかりますが、ロープ設置や笹が覆うなど道細く途中崩壊でえぐられた所があるなど、やや慎重さが必要ですがなんとか紅葉谷の一般道(11:54)に飛び出ました。

 次に百間滝へは有馬側に1分で分岐です。最初は巻きながら進み、最後は激下りです。途中では渋滞などあってややかかりましたが15分で百間滝(12:10~14)へ到着でしたが、ここでも大勢の見物者の姿が見られました。
 この滝も普段から水量が細く、今回は上から3分の2くらいしか氷結していませんでした。

 次はすぐ上の似位滝(12:17~20)ですが、こちらはさらに水量少なく雪の中の滝という感じでしたが、ここもこの写真を撮るには足元やや悪い地を倒木などつかんで上がることとなります。
 もちろん降りるのが少しばかり危険でもあり怪我のないよう注意したいところです。

似位滝 落差 30m

 そろそろお腹の空いてきたころですが、この下の白石谷の広い河原を予定していましたので足元の悪い百間谷を下ります。するとすぐにゴルジュ(登山用語で切り立った岩壁にはさまれた峡谷)の中に屏風滝(12:31~36)があります。
 こちらの屏風滝も案外知られていないようです。私も知りませんでした。

 下から青年男女4名がこの滝を遡上していますが、左岸寄りの岩にもロープもないとみえ時間がかかりすぎています。それを見たこちらは右岸より降りかけましたが滑りそうな岩付きで下りをあきらめ、右岸の岩上を巻いて降りることとしました。巻き道は簡単な道でした。

ゴルジュの中の滝を下る予定でしたが・・ 巻き道の上から覗きます。滝は落差2mとのこと

 すぐに白石谷の広い河原で、多くの登山者が昼食中です。我等も仲間入り(12:45~13:40)とし、ゆったり温かいもので満腹です。
 そしてすぐ左上にかかる白石滝ですが、こちらは七段の滝とのことですが三段しか見えませんでした。

白石滝 落差10m 

 さぁ、これからです。今日の核心部の山登りはこの滝を右から巻いて急登を行くこととなります。ここまでの少し歩いては滝で休み休みの歩きから、これからは相当歩かないと次の滝が出てきません。というよりもう後二つしか目当ての滝はありません。

 というようなつもりで午後の部をスタートしたのですが、その歩きはそこそこ登り応えがあったのは確かですが、15分で白石谷の中のメインの白竜滝(13:55~14:00)に着きました。
 あの谷筋の岩混じりの歩きにくい道なのにアイゼンワークも無難にこなすなど同行の二人の健脚のお陰でした。
 広河原にあった兵庫登山会の案内板によると広河原からこの滝まで600mとの標示でした。

白竜滝 落差 15m 上段の滝up

 ここにも兵庫登山会による滝名の案内板があり、その裏には次のような文言がありました。
 「人生という川の流れに、そして山の起伏に、きのうと同じ今日はない。人生百年!、自然を愛するあなたの人生が、明日も健やかで笑顔の日々であることを祈ります。」う〜んいいですね、この薀蓄・・

 この後の登山道も次第にさらに斜度を増してきます。もちろん沢筋に降りればガレている所多しで、要注意箇所も多々あります。そのような難所部分では写真もつい撮り忘れてしまいます。 

株別れのイヌブナ横で一本 まぁきれい!の声、樹氷だろうか、真っ白

 もちろんほとんど谷側は切れ落ちており、滑落すれば怪我では済まない場所ばかりの道筋ですが、可愛いいツララが下がっているのが目に入ったりすると疲れた身にはすごく元気がもらえます。谷分れ多く進行方向不鮮明なコースですから、もちろんこのようなきちっとした道標には助かります。 

 

 そして白石滝より約50分の歩きで一軒茶屋手前にある吉高神社下あたりの魚屋道出合(14:50~55)でした。

魚屋道の白石谷分岐標示 魚屋道でスニーカーのカップルに追い越され・・

 真っ白な魚屋道を見れば三人共もう安心顔が並びます。あ、大安相滝はどこにあったの?との声がでました。

 実のところ歩くばかりで最後の滝見を忘れてしまっていました。その大安相滝をまたしても見逃してしまったのです。。ペコリ
 古いweb上ではその滝名札が登山道沿いにぶらさげてあったようですが、どうやら現在はその札はなくなってしまっているようです。
 登山道からもその滝そのものが見えないために、その降りる取りつき場所を知らない者にとっては辿り付けないのかもしれません。ま、この大安相滝の訪滝は今後の宿題といたしましょう。

 この後は有馬へ下山のみの道をのんきにおしゃべりしながら鳥地獄(16:05)へ下山です。そうそうアイゼンは結局この道をほぼ下ったところで着脱でした。この魚屋道(住吉道)でこんなに下の方までアイゼンをつけて歩いたのは初めてのことでした。
 そして厳寒なのに裏六甲で掻いた汗を銀の湯できれいさっぱり流し17:38のバス、阪急で帰京となりました。お疲れ様でした。

 なお、このリポートは次のweb上のhpを参照させていただき、ほぼ同じルートで滝巡りをして作成いたしました。多いに参考となりありがとうございました。

・「兵庫の滝 おっとっと兵庫」の有馬四十八滝     ・「山と橋を渡る」の有馬四十八滝徘徊マップ

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