北比良蛇谷ケ峰から富坂尾根'11.2.20 晴

畑-林道登山口-ボボフダ峠-滝谷ノ頭-蛇谷ケ峰(往復)

 私は北比良の一翼を担う蛇谷ケ峰には無雪期はもとより、冬季も比良連峰の雄である武奈ケ岳より北稜の最後に位置するピークで展望の見事な名峰に何度も登っています。

 今回は新ハイキング秦リーダーがほぼ毎年のように実施されている、蛇谷山頂より北へ少し降りたところから富坂尾根を下る山行をお目当てにして初参加の申し込みでした。

 私にとって湖西線の車窓より比良連峰の山並みを眺めるのはことの外、好きな山旅の楽しみのひとつでもあります。それに今年はもう4回も比良に入山(1月22日2月1日)しています。
 雪深い今年の比良の歩きを思い出しながらうっとり眺める雪稜の山々の姿に、さながら放心状態で眺め続けていたようです。

ホッケ山、蓬莱山、打身山などもまだ白い 打身山、比良岳、烏谷山、堂満岳に釈迦ケ岳

 そして近江高島〜というマイクでハッと我に返る始末でした。。これよりバスに乗り換え集合地の畑まで半時間ほど揺られますが、その窓より本日の山である蛇谷ケ峰が飛び込んできます。

たんぼの雪は完全に消えその上に冠雪の蛇谷 蛇谷ケ峰をズームUPです。

 ところが集合場所で参加者19名に対し、リーダーより「大雪のために今日は山頂まで行けるかどうかも分りません。従って予定の富坂尾根を下るのはとても無理なために、山頂へ行けたらピストンで引き返します。」とのつれない説明にびっくりでした。

 本日は予報でも天候は心配なく一日中晴のようですし暖かく風もないようです。行動としてはどうして予定どうりに行かないの?との疑問も感じましたが、リーダーの説明なら従わざるを得ないでしょう・・・、それでも、えー今日は富坂尾根を下るのを楽しみでやってきたのに・・と返す返すも残念で仕方ありません。涙

 ま、仕方ない帰る訳にもいかず渋々スタート(9:45)です。大雪といってもこのところの暖かさで、雪は降るというより一時の時点より相当融けて少なくなっています。

 私の思いではこれまでなら新ハイのメンバーであれば、これくらいの雪ならそう支障なく歩けるハズと思っています。というより最近の参加メンバー構成も大分変わったようで、私の知らない方が今回14名もおられましたので足のほどは分らない状態でしたが・・ 

 今日はメンバー全員がワカン(17名)やスノーシュー(3名)持参でしたからどんどん歩けるハズなのに、どうしたことかその装備を誰も使用されずにリーダー始め雪の中をツボ足で進行しています。

畑バス停より25分程来た林道歩き 10:15 林道登山口の道標

 もちろんツボ足ですから踏み抜きが多く、超ゆっくりゆっくりで最後尾あたりを歩いていた私は、しびれをきらして途中からスノーシューを装着し前で踏み固めながら歩き、みんなの歩き易いように手助けしようと、リーダーに申し入れして雪を固めながら歩き出しましたが、早すぎるからもっとゆっくりとの指示により20cm刻みくらいの歩幅で歩くこととしました。

 そんなことから他のグループにどんどん追い抜かれるのはこのスピードなら止むを得ません。それでもなんとかボボフダ峠到着(11:27~40)です。でもどこにもボボフダ峠との標示は見当たりません。少し下でレスキューポイント札には須川峠との標示は見ましたが・・

 エ〜畑から1時間40分ほどもかかったではないですか・・・ここでリーダーの指示で初めてワカン装着です。う〜ん、しかたないか、あれだけゆっくり歩きならねと思いながらの峠でワカンなどの装着のための休憩です。。

 これより縦走路です。もちろん稜線も雪はしっかりありますが、すぐに滝谷ノ頭(11:50)に着きます。山名札は朽ちて柱の頭だけが雪の中から出ているだけです。そばにレスキューポイントの中に手書きで「ここが滝谷ノ頭です」と書かれていました。

ボボフダ峠付近の道標 滝谷ノ頭

 滝谷ノ頭より半時間ほど歩くと右手に真っ白の伊吹山が樹林越しに見え隠れするようになります。でも残念ながら樹林多く写真には耐えません。

 そしてさらに40分ほど歩くとようやく蛇谷山頂手前の最後の急登をやっつけられました。そこは南と北東への最初のすばらしいパノラマ広がる展望台でした。
 まず南にコヤマノ岳を従えた武奈ケ岳がまぶしく白銀に光っています。続いて北東側には愛しの伊吹山が晴れやかに白く白く纏っています。

 この尾根どうしに3分で蛇谷ケ峰(901.7m3等点)に登頂(13:00~10)でした。山名札はほとんど隠れんばかりです。でも誰かがこれまでに掘り出したのではないでしょうかネ?

 これぞ360度の大パノラマです。武奈、伊吹はもとりより金糞岳に横山岳もOKです。、鈴鹿の霊仙山、御池岳に藤原岳などもハッキリ見えます。
 それに高島トレイルのピークの面々も白銀で輝いています。それは北から西方向へ向けて乗鞍岳、三国山、赤坂山に大谷山、それに大御影山、三重嶽、武奈ケ岳、駒ケ岳、百里ケ岳、三国峠に最後に真西の三国岳ですがいずれも確認できたのはラッキーでした。それに三十三間山も見えました。

 山頂で10分ほど展望を楽しんだ後は寒い風を避けるため僅かに下げて遅い昼食タイム(13:15~40)でした。そして下山は逃げるように下りました。畑のバス停には15:30着でゆっくり片付けて16:09のバス乗車で帰途につきました。

 とはいえ今回はやや物足りなさを感じた山歩きではなかったでしょうか。その感は私だけではなかったのではないでしょう。

 なお、比良全縦走時の蛇谷ケ峰の無雪期の山頂画像と比べて見てください。↑左画像付近の様子が見られます。

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