'11.3.28 晴
いよいよ園内も春らしく満開の種が多くなってきました。これからどんどん咲いて楽しませてくれそうです。今日も大勢の方たちがこれなぁにあれなぁに、と賑やかにお花を楽しまれていました。
《咲き初め》
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ニリンソウ(キンポウゲ科) | ヒトリシズカ(センリョウ科) | |
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カテンソウ(イラクサ科) | サワオグルマ(キク科) | |
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ナツトウダイ(トウダイグサ科) | アミガサタケ(キノコ) |
他にミズバショウ、クリンソウは咲き初めでした。
《満開》
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クリンユキフデ(タデ科) | エゾエンゴサク(ケシ科) | |
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ヤマアイ(トウダイグサ科) | ヤマルリソウ(ムラサキ科) | |
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フッキソウ(ツゲ科) | モミジチャルメルソウ(ユキノシタ科) | |
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植物園内でただ一つスミレのうちで名札が 立っていたタチツボスミレですが、どうして 他のスミレにも名札をつけないのでしょうか? ↓のスミレを撮っているとなんて名のスミレ ですか?とそばを通る方はほとんどの人が 質問されます。 園内のあちこちに咲いているのに園の係りの 方なら名前くらいお分かりのハズですよね。 どうぞ名札をつけてあげて下さいませんか。 |
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タチツボスミレ | ||
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コスミレ=日当たりのよい道ばたに生える。花弁基部西日本では有毛多く、花弁もしっかり開く |
他にトキワイカリソウも満開でした。
《終盤》
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スズシロソウ(アブラナ科) | ユキワリイチゲ(キンポウゲ科) | |
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ネコノメソウ(ユキノシタ科)=雄シベ4個、萼裂片黄緑色直立、葯黄色で茎葉対生が特徴 |
他にセツブンソウ、フクジュソウ、オウレンは終わり、スハマソウ、オオミスミソウ、バイカオウレンも咲いてはいましたがもう終盤です。
次に樹木です。まずはバラ科サクラ属たちです。
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キンキマメザクラ=花は下向きに咲き、緑色の苞には鋸歯がある。 | ||
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トウカイザクラ=中国原産のカラミザクラと日本原産のコヒガンザクラの実生との交配種 | ||
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カラミザクラ=唐実桜、3月中〜下旬に開花し実は食用にする。雄シベが長いのが特徴 | ||
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カンヒザクラ=沖縄では1月に開花し、花は半開で前開せず、密が多い。ヒヨドリが下向きで蜜を吸う | ||
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アンズ=開花すると萼はそりかえる。花は2.5~3cmと大きい。ユズの萼はそりかえらない |
マンサク科トサミズキ属たちです。
@トサミズキ、Aヒュウガミズキ、コウヤミズキ、キリシマミズキの4種があります。
なお、コウヤミズキは中部地方以西で葉がやや大きく、雄しべは花弁とほぼ同長で葯は暗赤色ですが、キリシマミズキは九州、四国で葉はコウヤミズキより小形、黄色の花が5~9個と多くつきます。また雄しべは花弁より短く葯は黄色で花序の軸は無毛です。
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@トサミズキ=土佐(高知県)に特産 | 花序は4cmと長く軸に毛が密生 | |
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葯は暗赤色で花柱2個は花弁より長い | Aヒュウガミズキ=石川県〜兵庫県の日本海側 | |
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花序は1~2cmと短く、淡黄色花が1~3個つく | 雄しべは花弁より短く。葯は黄色 |
ジンチョウゲ科の仲間たちです。
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オニシバリ(ジンチョウゲ科) | コショウノキ(ジンチョウゲ科) | |
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ミツマタ(ジンチョウゲ科) | アカバナミツマタ(園芸品) |
その他の樹木
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ミヤマシキミ(ミカン科) | サンシュユ(ミズキ科) | |
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アオモジ(クスノキ科)高木のため花の部分をズームアップで撮影(右画像) |
イヌガシ、ツノハシバミ、カワラハンノキなどは終わり、ダンコウバイは満開でしたが高木で撮れませんでした。