京都北山 北山の春を探しに ’15.3.31 晴

 日本全国晴れわたるとのことでまたまた北山の花巡りだった。それより久しぶりの谷道は枯れ木や伐採木散乱に渡渉地崩れの補修や道を塞ぐ倒木枝切りなど、相当の荒れ様なために整備歩きが主となって、終わってみれば普段の山歩きでは使用頻度の比較的少ない大腿二頭筋をいじめ過ぎたかな、との感じが残ってしまうほどとなる始末であった。でも自然の中でのいろんな筋肉トレーニングをさせてもらえたのだと感謝の念としよう・・・。

 さて、お目当ての花巡りはまだまだ春浅き山の風貌であり、春山淡冶にして笑うが如く・・・との様相を呈するにはしばし間がかかりそうだ。でも、そんななかなれど早春のお花たちは、そろそろ咲き初めとなってきただろう。それはここではやっぱりユキノシタ科ネコノメソウ属のグループが山麓を賑わすようになってきたのだった。。

 まずはハナネコノメだ。一番のお目当てでもあるこの種に出会えると、なんかほのぼのと春の訪れを思わせてくれるのだ。しかし、この日もほとんどが蕾であったが、フライング気味な個体もあって出迎えてくれたのはうれしい・・・。

 
大きく見えるが花は4~5mmと極小さく、背は5cmほど 
 

 次はボタンネコノメソウである。

 
ボタンネコノメソウは一番多く咲いてた。↓は花時も残る根生葉の様子 
 

 次にボタンネコノメソウの変種でもあるキンシベボタンネコノメである。

 
 キンシベボタンネコノメはやや遅咲きでこれからだ。
 

 次は、あっ、これはコガネネコノメソウかな、とここでは初めて見るネコノメソウの仲間に驚いた。でも、よ~く見るといつも見ている裏山の花にそっくりではないか。それはヤマシロネコノメだった。京都府下では西山だけしか咲かないのではと思っていたが、株は少なかったが北山でもヤマシロネコノメが咲いているのに出会えて感激だった。

 
コガネネコノメソウに似るも雄しべが一部萼から飛び出ていた・・
 
 これも咲き初めのヤマシロネコノメだった。

 

 次は純然たるネコノメソウである。そんなに珍しくない

 
 ネコノメソウは雄しべが4個と少ない

 次はヤマネコノメソウ

 
ヤマネコノメソウはどこでも普通に見られ珍しくない 

 次はタチネコノメソウ

 
 タチネコノメソウの萼は平開するが・・。
 

 他に出合えた種は次のとおりで、まだまだ数は多くないのは致し方ないだろう。

アセビ満開・ヤドリギ終わり・ダンコウバイ咲き初め・ニワトコ蕾・フッキソウ蕾・フサザクラ終盤・ユリワサビ咲き初め・オオケタネツケバナ満開・スズシロソウ満開・ハコベ咲き初め・ミヤマカタバミ咲き初め・カテンソウ終盤

 観察した種

カヤ(イチイ科)=イヌガヤ、ハイイヌガヤなどと酷似するが、素手で握ると一番痛い。また同定ポイントとして一番確実なのは葉裏にある細い二本の気孔帯だ。

ジャケツイバラ(マメ科)=枝全体にするどい棘だらけのつる性の樹種だが、5月下旬に咲く黄色い花はとびきり美しい。未見の方には是非一度出会ってほしい木である。

ホームヘ