京都北山 花たびスクール ’15.4.10 小雨

 いよいよ本年の花たびスクールが始まりました。多数のお客様のご参加をえて、小雨の中でしたが早春の花々をご案内でした。とりわけ今回のネコノメソウ類は雨をもろともせずに花開いて咲いてくれる種のために案内には事欠きません。中でもハナネコノメを中心にご覧いただき、皆さまの喜々とした姿が印象的でした。ご案内したお花をご覧ください。

 

 

         

 京都で見られるこの種は古くからガイドブックなどでもハナネコノメといわれてきているようですが、私的にはハナネコノメの母種である『シロバナネコノメソウ』であろうと勝手に判断しています。それはいろいろ数ある同定ポイントから見て、東日本の山域で咲くといわれているハナネコノメとはどうも雰囲気がシロバナネコノメソウと思われる点が、いろいろ見られるからであります。

 追記’15.4.17

 先にハナネコノメはシロバナネコノメソウではと書いていました。その関係で植物分類についての京都の大学の先生に質問していた回答が次のようにありましたので私の表記を訂正させていただきます。「京都に咲くハナネコノメについては意見がいろいろありますが、私は京都のものはハナネコノメと思いたい。もちろん、シロバナネコノメソウは間違いとはいいきれませんが・・」とのことでした。植物分類地理学会会員の先生の考えですから、深くは確認できえなかったのですが、私が見たものはシロバナネコノメソウではなく「ハナネコノメだろう」と訂正させていただきます。

 続いてその他のネコノメソウ属の仲間たちをご覧いただきましょう。

     
 ボタンネコノメソウ    キンシベボタンネコノメ
         
 ネコノメソウ   タチネコノメソウ    ヤマネコノメソウ

 これら以外にもいろいろな山野草や樹木たちがお花を咲かせていました。

         
 ワサビ(アブラナ科)  ユリワサビ(アブラナ科) スズシロソウ(アブラナ科)   マルバコンロンソウ(アブラナ科)  コチャルメルソウ(ユキノシタ科)
         
 ミヤマキケマン(ケシ科) ヤマルリソウ(ムラサキ科)   ミヤマカタバミ(カタバミ科) カテンソウ(イラクサ科)  トウゴクサバノオ(キンポウゲ科) 

 

       
 フッキソウ(ツゲ科)  ニワトコ(スイカズラ科)  キブシ(キブシ科)  ダンコウバイ(クスノキ科)
       
 クマシデ(カバノキ科)  ジャケツイバラ(マメ科)の冬芽と刺  カヤ(イチイ科)は握ると痛い カヤの葉裏の白い気孔は細い 

 今回はバスの車中で出会える花々のレクチャーとして、車内TVで一週間前に咲いていたお花の紹介をしながら、植物全般にわたる話からネコノメソウ属の同定ポイントを中心に詳細に説明するなどした上での山歩きと花巡りとしました。さすがにお花好きなお客様ばかりで、車中の説明時でも居眠りするような方はなく、楽しみながらお聞きいただけました。そのお蔭で山の中でもいろいろな点にご興味をもっての観察となったようです。
 そして、帰りのバスの車中においても、今回見られた「花合わせ」をさせていただき、賑やかにお楽しみとなりました。今後とも可能なかぎり同スタイルでの花たびスクールでご案内をご期待いただき、より多くのご参加をお待ち申し上げます。なお、↑にならべている画像は翌11日に再度訪問して撮影したものをUPさせていただいています。

 次回は5月18日から20日での『花たびスクール』は四国カルスト天狗高原で開催いたします。

ホームヘ