京都西山に咲く花’15.9.29 晴

 ようやく秋晴れの絶好のハイキング日和のようだ。いつもの裏山へ向かいましょう。本日のお目当てはジャコウソウ(京都府RDB:準絶滅危惧種)が満開のハズとの期待である。歩きだしても厳しい暑さの今夏であったのだが、ここにきてようやくの秋彩が身に心に十分感じられる。
 そうだ、もう明日で9月も終わりなんだからと、一人つぶやきながら山麓の家並みを足取り軽く進んでいる。それにしても真夏から極端に移り変わるのが9月なんだと、見上げた青空の色もこれまでとは変わっていると気付き、今更ながら今日ほど秋を感じたことはなかったように思えた。

 我が裏山歩きはどうしても長時間の徘徊となるのが常だ。やっぱり本日も8時頃出たのであるが、帰ってみれば7時間近くもうろうろしてしまったようで、「どこで何してたのヨ、こんなに・・?」と、壁の上のほうから時計の針が笑うように指し示していた。

 さて、秋の花々がそれなりに目につき、一日が楽しめたのも秋のお花とお天気のお蔭と感謝だ。。さぁ、最初はやっぱりお目当てのジャコウソウ(シソ科)でしょう。でも、足元には落下盛んの花びらいっぱいで、10日間ほど時期遅しの感じのようだったのが悔やまれた。
 なお、この種の花柄はほとんどないに等しいくらいの花が咲くが、近縁種に葉柄より著しく極端に花柄が長いタニジャコウソウ(京都府:絶滅寸前種)が存在するらしいと聞き及ぶも、まだ京都以外の山域においても未見花である。しかし、これだけあちらこちらの山歩きをしている身でありながら、いまだタニジャコウソウには出会えていないとは相当の希少種であろう。でも、あせらず気長に目の前に現われるのを楽しみに待つこととしよう・・・。

     

 ところが、ジャコウソウのそばには予期せぬツルニンジン(キキョウ科)が、これまた、やや遅きではあったのだが、いっぱい咲き誇っていたのは嬉しい誤算でもあった。。

     

 そうそう、ヌマダイコンという野草は知る人ぞ知る地味な花なのだが、その同じ仲間のオカダイコン(キク科ヌマダイコン属)らしきものが目に飛び込んできた。やったネ・・、京都府レッドデータではカテゴリー要注目種の位置づけであり、これまでからヌマダイコンですら度々出会える種ではなく、オカダイコンなる種は当方も初見種であった。

     

 続いて山野草たちを見ていただこう。画像以外にツリフネソウも満開となっていたが、見飽きた花でデジも向かわずだった。また、↓画像にもあるようにキッコウハグマは前回の9/11に見た時と同じ蕾状態でいつになれば開花するのだろうか、という疑問がわいた。10月中旬ころには咲くのだろうか・・。

       
アケボノソウ(リンドウ科)満開   オタカラコウ(キク科)終盤  アキチョウジ(シソ科)終盤 キッコウハグマ(キク科)蕾
       
オハラメアザミ(キク科)満開 ノコンギク(キク科)満開  シュウブンソウ(キク科)  上段のキッコウハグマの葉
       
 オミナエシ(オミナエシ科) ヤブツルアズキ(マメ科)  左と同じで果実が目立つ   ヤブラン(ユリ科)の若い実

 最後に樹木類は果実

       
 クサギ(クマツヅラ科)実 アレチヌスビトハギ(マメ科)花殻、草本  ヒノキバヤドリギ(ヤドリギ科)  ツルシキミ(ミカン科)実
       
 イソノキ(クロウメモドキ科)実  カマツカ(バラ科)実  カナクギノキ(クスノキ科)実  スギヒラタケは以前は食べてたが・

 下山は森の案内所だったため、西国札所20番の善峰寺まで車道をテクテク植物観察しながら小1時間も歩き、最後は祭りの終えたフジバカマ園に野蝶を見ようと立ち寄った。アサギマダラは数えきれないほど乱舞し、マーキングまで沢山見られた。また、普段から見られる機会の多いツマグロヒョウモンやアオスジアゲハも多数見られた。

     
 アサギマダラ(タテハチョウ科)  ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科) アオスジアゲハ(アゲハショウ科) 

 それに、ほかにも見たこともない種類がいろいろいたが、残念ながら写真は動き回って撮れなった。そのようなこともあろうかとチョウ図鑑持参だったので、その場で調べてみるとその種は次のような名前であり、これは来年の再会、撮影を期待しようと楽しみが増した山歩きと花歩きの一日となってくれた。

 *数は少なかったが、写真は撮れなかった種で見られたのは次のようなものだろうか・・?。アカタテハ・テングチョウ・イシガケチョウ・ミドリヒョウモン・キマダラセセリと思われたが・・。

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