ポンポン山に咲く花、ツチアケビ ’20.6.17 晴

 落葉広葉樹山地の林内や笹薮に生える葉緑素を持たない腐生植物であるツチアケビだが、6/9にはようやく山地内のこちらでも花芽(草丈14cm)を立ち上げてくれたようだ。近年では17年に二株、18年には一株の寂しい芽出しだったが、見つけてからそれぞれ一週間ほどで鹿の食害に遭ってしまっていたのだ。そして、昨年はとうとう芽出しすら皆無となっていたのである。このようなことから16年以前の様子は、もう古すぎて今さら語ってもその栄華は戻らないだろうから心に仕舞っておこう。 

 このように害獣である鹿の姿も見たくない。やっぱりハンターの増員を願うばかりである。でも、今年一年ぶりに顔をみせてくれ大感激であり、生物の並々ならぬ根性には恐れ入るばかりだ。願わくば、今年の個体も鹿の目に入らぬように願うばかりなのだが・・。

 でも、お蔭で今年は最初に見てから一週間は過ぎたため、この調子でこの後もそのまま7月以降も生き残ってくれて賑々しく開花を乱舞させ、さらに秋にバナナ状で下垂して赤熟する果実もぜひとも目にしたいものだ。久しぶりのツチアケビのロングランショウーを願うものである。祈ろう!・・拍手、笑

 
ツチアケビ(ラン科ツチアケビ属) 日当たりやや少なめな地、草丈17cm 


 西山の現状では三ケ所のツチアケビ地を聞いている。イヤもっと他にも人知れず静かに咲いているツチアケビもあるだろう・・?。しかし、その内の一つは安定しているために次第にその花のフアンも増えだしているような気がする。でも、その前に立てば以前より見物者がいたりして賑やかなこともあり、逆に喜びが半減する気持ちでもあるのだ。そのようなことから今回を最後に特段の情勢変更がない限り、当分は我がこの地のツチアケビレポも辞したいと思いだしている。

 最後の花の様子としよう。いずれにしても、たまたま目にした方、あるいはどこどこ?・・と調べまくって辿りつく花好きなハイカーのみなさん、かたがた希少植物(RDB京都府カテゴリー準絶滅危惧種)であることを十分に肝に銘じて、むやみやたらに大勢を引き連れるような花巡りは止していただきたい。もちろん腐生植物のために、万一盗掘し持ち帰ろうとしても、移植は難しいことも知って花友どうしでこれらを教えあっていただきたいものだ。ペコリ

 
こちらのツチアケビ、日差し強く一番長い草丈65cm 
     
その高い茎の左が上部、右が中部で開花2個あり、月末までには全体の花がみな開きそう 

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