バクチノキ 常緑樹の桜

博打の木     別名ビランジュ   北海道以外に生育で関東以西の太平洋側沿海地の樹林内に多い

樹形        高さ10〜15m、直径30〜40cmになる。

花         9月頃。長さ3cmの短い総状花序に白色の花が多数つき、花序の軸には短毛がある。
           花序の下部には葉がつかない。花弁は5個で長さ2mmの円形。
           雄しべは花弁より長くつきでてよく目立つ。萼筒は浅い杯状。

葉          葉身は10〜20cm、幅4〜7cmの長楕円形。先端はとがり、基部は円形または広い
           くさび形。ふちには内曲した鋭い鋸歯があり先は腺になる。葉は革質で表面は光沢の
           ない深緑色で両面とも無毛。葉柄は1cmで無毛。
 

密腺        葉柄上部につく

果実        直径長さ1.5cmほどのゆがんだ長楕卵円形で翌年の5月頃に熟す。

区別点       ヨーロッパや東アジアにかけて分布するセイヨウバクチノキは常緑低木で花期が4月
           ハイノキ科のカンザブロウノキは葉がバクチノキによく似るが葉柄に密腺がない。

用途        マホガニーの代用品として家具材、器具材などに使われる。葉から咳止め薬に、樹皮
           から黄色の染料がとれる。

名前の由来   樹皮が次々にはがれ落ちるのを博打に負けて身ぐるみはがれるのにたとえたもの

画像        花、葉、蜜線、冬芽など逐次Upしていきます。

樹皮 密腺 果実
京都府立植物園 10.2.17

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