エドヒガン葉が展開する前に開花

染井吉野   エドヒガンとオオシマザクラの雑種と考えられている。全国に広く植えられている。

樹形       高さ10〜15m、直径1.5〜2mになる。成木になると枝は横に広がり傘状の樹形になる。

冬芽       花芽は長さ5〜8mmの卵形〜長卵形、葉芽は花芽よりほっそりした紡錘形。芽鱗は
          12〜16個あり、軟毛が多い。葉痕は半円形で隆起する。維管束痕は3個

花        3〜4月、葉が展開する前に開花する。淡紅色の花が散形状に3〜5個つく、花序に柄
          ほとんどない。花は直径4cm。花弁は5個、先端に切れ込みがある。
          萼筒は壺形で下部はふくらむが上部はエドヒガンほどくぶれない。花柄は長さ2〜2.5cm
          で有毛。萼片は披針形でふちには鋸歯がある。ともに毛が多い          

葉        葉身長さ8〜12cm、ふちには重鋸歯ときに単鋸歯がまじる。側脈が8〜10対
          葉柄は2〜3cm有毛。

密腺      葉柄の上部または葉身の基部1対つく。

区分点     ヤマザクラは葉裏が白っぽく単鋸歯で細かく、葉柄や花の各部が無毛
         オオシマザクラは
葉が無毛、花序は散房状で花が白色、各部が無毛
         雄シベと雌シベはほぼ同高、花柱下部に毛あり

名前の由来  江戸時代末期に江戸染井村(現在の豊島区)で吉野桜の名前で売り出され、その後
         1900年(明治33年)に出版された雑誌の論文で、染井吉野という和名がはじめて
         つけられた。

画像      

京都府長岡京 '09.3.23 同左 '10.2.3
京都府長岡京 '11.4.2 長岡天満宮'11.4.12

京都府長岡京 '13.3.30

葉が展開する前に咲く他種   エドヒガン   カンヒザクラ