突発カリスマ物語
第一話「スカーレットパン」
咲夜「で、出来たわ・・・この焼き具合・・・これこそが、お嬢様の可愛らしい姿を捉えた至高のパン・・・」
咲夜「その名も・・・スカーレットパン!」
デデーン!
美鈴「こ・・・これ、お嬢様怒りませんかね?」
咲夜「これは大量生産に移るしかないわね・・・うふふ、うふふふふふ」
美鈴「お〜い、咲夜さん? あの〜?・・・あらら、全く聞いて無いですね・・・」
咲夜「じゅるり・・はっ!いけない、つい食べてしまいそうになってしまったわ」
パチュリー「騒がしいわね、何の騒ぎ?」
美鈴「パチュリー様見て下さい、咲夜さんがこんな物作っちゃったんですよ」
パチュリー「全く、どうせそんな大げさに騒ぐ程の物じゃないんでしょ?」
美鈴「はい、これです」
パチュリー「にゃんぞコレ!?」
咲夜「スカーレットパンです」
パチュリー「え?」
咲夜「スカーレットパンです」
パチュリー(ど、どうしちゃったの?咲夜は?)
美鈴(お嬢様の事になると周りが見えなくなるいつもの悪い癖です)
咲夜「美鈴、今からこのパンの大量生産に入るわ」
美鈴(うわぁ、焼くのはやっぱり私の仕事なんですね・・・)
咲夜「とりあえず、2000枚ぐらいで様子を見るわ」
美鈴「多っ!そんだけあると流石に気持ち悪いですよ!
つかそんなに焼ける訳ないじゃないですか!」
サクッ
咲夜「口答えすると刺すわよ?」
美鈴「もう刺してるし・・・」
パチュリー「2000枚のレミィのパン・・・」
咲夜「お嬢様のあの愛くるしいお姿を幻想郷中に広めるのよ!」
美鈴「いや、咲夜さん? まずはお嬢様の許可を頂いた方が・・・」
パチュリー(こんな物見せたらレミィ何て言うのかしら・・・)
レミリア「なにしてーんの?パチェ♪」
パチュリー「ぶっふぅ!?レミィ!いつからそこに?」
レミリア「2000〜辺りからよ?これは何の数字なの?
ついに霊夢の借金が行くとこまで行ったのかしら?
全く、貧乏なのは仕方ないにしても心ぐらいは
豊かにならないのかしらねぇ?あの神社は」
パチュリー「あはは、そ、そうね、私もそう思うわ♪」
レミリア「パンって単語も聞こえた気がするんだけど
まさかパンを2000枚も用意する訳はないしね?
パンがどうかしたのかしら?」
美鈴「いや、あの、その・・・そう!
パンツ!パチュリー様のパンツがついに
2000枚を超えたっていう話をしてたんです!」
パチュリー「ふぇっ!?」
レミリア「ちょ、パチェってばコレクションって
レベルじゃないわよ?そんなにどうするの?
そもそもあなたドロワーズでしょう?」
パチュリー(ちょ、美鈴!あなたどういうつもり!?)
美鈴(わ、私としては最悪の事態を防ごうとした次第でして・・・)
レミリア「何をこそこそ話してるの?」
パチュリー「パ、パンツ!そう、古い書物で見たパンツの本が
とっても可愛くて嵌っちゃったの!
これが実はトレーディングパンツの本で
数は3000枚ぐらい幻想郷中にに散らばってるって言うのよね!」
美鈴「す、凄い〜!それをもう
パチュリー様は2000枚も見つけたんですね♪」
レミリア「幻想郷も広いのね〜
ドラゴン○ール集めるよりもよっぽど大変そうね、それ、
でも、そんな凄いパンツなら私にも見せてよ」
パチュリー「だが、断る」
レミリア「えぇ〜どうして?」
パチュリー「この2000枚のパンツを自分以外の人に見せると
大変な事が起こると書物に書いてあったのよ、だからごめんなさいね?」
(ふっ、我ながら素晴らしい理由ね、これでレミィはもうパンツに突っ込めない)
レミリア「じゃあ、その本見せてくれるかしら?
本なら大丈夫なんでしょう?」
パチュリー「むきゅっ!?そ、それは・・・」
美鈴(穴だらけじゃないですか!)
パチュリー(だ、黙りなさい! 今日は喘息の調子が悪いのよ・・・ごほっごほっ)
美鈴(心の中で喘息ってどんだけですか!?)
レミリア「またこそこそしてるわね・・・一体何なのかしら?」
咲夜「お嬢様、紅茶をどうぞ」
レミリア「あら、ありがとう咲夜。
ほらパチェ?咲夜が紅茶を淹れてくれたからティータイムにしましょう?」
パチュリー「そ、そうね・・・少し落ち着きたい気分だわ」
咲夜「ついでにトーストも用意してあります」
レミリア「ティータイムにトーストとは珍しいわね、あら何か絵が・・・」
ガタンッ!
レミリア「え、パチェ、それ私のトースt」
パチュリー「そぉい!」
ばびゅーん!
レミリア「フリスビーみたいに投げたー!?
って何してるのパチェ!行儀が悪過ぎるわよ!?」
パチュリー「はぁはぁ・・・手が滑ったわ」
レミリア「滑るってか掴んでなかった!?」
パチュリー「げ、幻想郷では常識に囚われてはいけないわ」
レミリア「どこかで聞いたセリフね、それ」
コトッ
咲夜「安心して下さい、新しいトーストもちゃんとあります」
レミリア「あら用意が良いわね、流石は咲夜ね」
美鈴「いただきマンモス!」
ばくんっ
てーれってれー!
美鈴「美味い!」
咲夜「こら美鈴!お嬢様になんという無礼を!」
ドガガガガガガガガガガガガガガ!!!!
美鈴「痛い!痛い!咲夜さん!痛い!それ、ナイフの数がおかし」ぴちゅーん
パチュリー(見事な大往生よ、美鈴・・・あなたの死は無駄にはしないわ)
チーン♪
レミリア「あら、これは何の音?」
咲夜「キッチンのトースターの音ですね、新しいトーストが焼けたようです」
パチュリー「ロイヤルフレア!」
どっかーん!
レミリア「ちょ、キッチンが吹っ飛んだわよ!?」
パチュリー「手が滑ったわ」
レミリア「スペルカード名聞こえたけど!?」
咲夜(パチュリー様、これは一体どういうおつもりですか)
パチュリー(それはこっちのセリフよ、あんな物レミィに見せる訳にはいかないわ)
咲夜「あくまでも私の邪魔をする・・・という訳ですか?」
パチュリー「必要だからそうするまでよ」

咲夜&パチュリー「「・・・・」」
レミリア「え、これは何がどうなってるのかしら?」
咲夜「やるしかないようですね」
パチュリー「あなたとこうなるとはね」
レミリア「え? え?」

咲夜&パチュリー「「いざ、尋常に・・・勝負!!」」
レミリア「なんでー!?」
つづく