車椅子とバスケットボール

車椅子バスケットボールは身障者スポーツの花形です。国際車椅子バスケットボール連盟 (IWBF) が競技規則の管理や競技の普及等の活動を行っています。同団体には世界57ヶ国が加盟しており、パラリンピックでも公式種目となっています。日本でも1975年に日本車椅子バスケットボール連盟が設立され、現在では約100チーム、1000人もの人が登録しています。毎年5月に東京体育館で各地域の代表が集まり、全国大会が行われています。車椅子を自在に操り、激しくぶつかり合うプレーには迫力があり、見る人を圧倒するスピード感に溢れています。車椅子バスケットボールのルールは選手が車椅子に乗ってプレーする事以外は一般のバスケットボールとほとんど同じルールで行われます。違うところはダブルドリブルに相当するルールがない事です。一回のドリブルに付き、2回以内のタイヤ操作が許されており、3回以上タイヤをこぐと、トラベリングとなります。コートの広さやゴールの高さ、試合時間も一般のバスケットボールと同じです。



バスケット仕様の車椅子と部品

バスケットボール用の車椅子は、選手の間では”バスケ車”と呼ばれています。選手はこのバスケ車を自分の思いのままに、自由自在に操り、試合に挑みます。バスケットボール仕様の車椅子は、タイヤが八の字になっています。タイヤがハの字になっている理由は、安定性や旋回性をよくする為と、試合中相手選手と接触した時に、指を挟まない為に、こうした形になっています。転倒防止用に、後ろにも小さな車輪がついています。また前面にはバンパーがついています。試合中の激しいぶつかり合いに、このバンパーが威力を発揮します。バンパーがないと大変な事になります。バスケ車は他の障害者スポーツと同様に、障害の程度に合わせてオーダーメードでつくる事がほとんどです。選手にとってバスケ車は、バスケットシューズを履く事と同じ感覚であり、自分にぴったりの自分専用の一台となります。車椅子バスケットボールは、激しいスポーツなのでタイヤのフレームやその他の部品は、一般の車椅子に比べ軽量・高剛性な素材が使用されています。

車椅子バスケットボールとは

目を見張るスピードと素早い切り返し、選手がボールを追いかけ車椅子で疾走する姿は見る人を圧倒する迫力があります。バスケ車と呼ばれる車椅子を自在に操り、コート内を所せましと操り広げられるプレーは、激しいぶつかり合いの連続です。時には転倒する事もある車椅子バスケットボールは、とても激しいスポーツです。一流の選手達は皆、上半身が鍛え上げられています。日本には千葉ホークスや、宮城MAXなどの競合チームがあります。車椅子バスケットボールが多くの人に注目されたきっかけとして、漫画リアルの刊行や映画ウィニングパスの上映があげられます。映画ウィニングパスでは、主演の松山ケンイチさん演じる健太が怪我による絶望から車椅子バスケとの出会いによって立ち直り、希望を見出していく姿が描かれています。まさに格闘技さながらの車椅子バスケの世界に、健太は自分の居場所を見出していきます。映画の撮影は北九州で行われ、実際の北九州地区の選手達がエキストラとして参加して映画をもりあげました。

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