武士語


武士語



 手紙と武士語を少し考えたい、この武士語近頃、この武士語に纏わる本が書店に並ぶことが多くなった、とみに今の若い女性を中心に、メールでのやり取りで使われているという。


 テレビのCMなどでもこの武士語を使い、若い女性が【忝のうござる】などと言っている、もちろん冗談が半分でしょうが、しかし場違いとでも言うのでしょうか、時代錯誤が楽しいとでもいうのでしょうか、この硬い武士言葉を若いお嬢さんが使うことに快い違和感を感じついついこちらも笑ってしまう。


 例えば「この度のわざわざのお出ましご苦労に存じる」とか「いやいや遅参いたした、面目もござらぬ」またそれに対し、「何とご無体な仕打ち、重ね重ね奮起にたえませぬ」また「御意に存ずる」など、ついつい文句を言いたいところユーモアで返され、怒る気にもならない。


 また今の若い子達の何でも省略言葉に比べればどんなに良いことだろう、この軽やかなユーモアは決して嫌みをすすらず、私たち中年にも受けが良い。


 では、この武士言葉はいつの頃から広まったものだろう、おそらく、江戸時代にはいって【共通語】として広まったという話がある。


 これは、時代を遡って戦国時代の大名が交わす言葉は、古来よりの文語体といわれ、普段の話し言葉とはかなり違っていたわけです、まして今もあるそれぞれの方言訛りも加わり地方色豊かであったため、戦国時代はともかく江戸時代に入れば、幕府が三百ほどの各藩を治める為にはやはり、共通語は当然に必用だった。


 しかし、その時すでに武士社会においての教育の中に漢語があった、正式な手紙などをしたためる場合は、この漢語、漢字ばかりの手紙ですが、これを読み下すと、武士語のような硬い言葉となり、それが共通語として転用されたらしい・・・


 して・・・普段はあのような硬い武士使っていたのか?といえば決してそうではなかったようだ、公の場や、公の手紙のみに使われたといわれています。


 しかし、現在においてこの当時の標準語としての武士語をからかうのは決して悪いことではないかもしれませんね(^_^)v


下記に、若い人たちがメールで使ってみたい、武士語をリストアップしますね、あなたはどんな武士語を使って見たいですか?普段使う言葉もあるかもしれませんね。


メールで使ってみたい武士語


1 かたじけない
2 〜でござる
3 お主
4 よきにはからえ
5 それがし(某)
6 面目ない
7 大儀であった
8 解せぬ
9 されど
10 ちょこざいな
11 拙者/わらわ
12 異なことを
13 けしからん
14 参上
15 片腹痛い
16 いとおかし
17 左様
18 なにがし(何某)
19 〜候(そうろう)
20 不届き者
21 至極
22 痛み入る
23 面妖な
24 これはしたり
25 如何様(いかよう)
26 ○の刻
27 〜する所存
28 嗚呼
29 是非もなし
30 所業


でした・・・・・・・・