|
6月8日(日)富士スピードウェイ、カートコースで開催されるミニバイク220周耐久レース、ラブラブ220第二戦にスギとユキボウが参加した。富士スピードウェイ内にあるこのカートコースは一周0.52kmの短いコースで、普段はカート、ミニバイク(125cc以下)、そしてモタード車などが気軽に走行を楽しむことができる。
富士スピードウェイの本コースとカートコース 航空写真:グーグル
カートコース全景。富士スピードウェイの本コースを真似たコースレイアウトだ
このミニバイクレース参戦企画は昨年秋ころに考案され、当初はコマがメインのライダーとなり、コマ塾というチームを結成してレースを戦うという新企画であった。塾長であり、塾生でもあるコマがミニバイクを通じて、わび、さび、の心を学び、一人の人間として成長していくという内容で、ご存知将軍T氏のカムリインプレに続く一大感動巨編となるはずだった。
しかしながら年明けから何度かミニバイクの練習走行の機会があったにもかかわらず、主役であるはずのコマの都合がなかなかつかず、一向にストーリーが進まないという状況となってしまった。

塾長のコマはなかなか重い腰を上げようとしない
そこで今回、コマの奮起を促すという意味もこめてスギとユキボウがペアを組み、コマ抜きで耐久レースに挑むかたちとなった。
チーム名は「うさぎちゃん」
今回のレースのチーム名は「うさぎちゃん」。うさぎ団の「団」を「ちゃん」に変更した。このレースはうさぎ団でオーソライズされたものではないので、あえてチーム名を一部変更した。マシンはNSR50。ゼッケンは#48。
マシンはNSR50

今回は使い古しのクシタニのツナギを持ってきた

ヘルメットもこのレースを睨んで新調!というわけではないが、最近買ったロバーツ風のメットを被った。
このレースの参加チーム数は全部で18。この中でさらに排気量別に50cc、85cc、125ccの三つにクラス分けされ、220周で争われる。過酷なレースだ。50ccクラスのエントリー数は7(8チーム中1チーム棄権)。
ライダーがメカニック、監督をすべて兼任
他チームはいざしらず、チームうさぎちゃんは二名のライダー以外にクルーはゼロ。そのためライダーがメカニックや監督の役割を兼任するかたちとなる。
当然レース前のライダーブリーフィングはあるが、車両や装備を点検する車検は無かったので負荷は少なくて済んだ。当日は降水確率も高く、ウェットコンディションでのレースも予想された。
最小限のリソースで挑んだこのレース、レインタイヤなるものはもともと用意しておらず、雨が降った場合でもドライ用のタイヤでなんとか走行することを事前に決定していた。
予選
昼過ぎ15分間の予選セッションが始まり、スギがこれに臨む。コンディションはドライ。タイムは32秒3で総合7番手、クラス別では2番手をゲットした。
予選走行の動画
決勝レース
午後2時10分、ルマン式スタートで18チームで争われる220周の耐久レースの火蓋が切られた。スタートライダーはスギ。スタートはうまくいき、すぐに3番手まで浮上。その後予選タイムの速い車両に抜かれ、だいたい5位くらいでの走行となった。
概ね32秒〜33秒台で順調に周回を重ね、レース開始から30分が経過。ルーティーンのライダー交代の時間だ。ユキボウ選手の走行準備ができていることを確認してピットイン。問題なくライダー交代を行い、すぐにユキボウがコースに復帰した。
ユキボウに疲れが!?
ライダー交代は30分を目処としようと事前に決めていた。が、しかし、交代から約20分を経過したところでユキボウがハンドサインを出し、交代を指示する。どうやらキツくなってきたようだ。予定よりも早いが、メットをかぶり、ライディングの準備をした。
コースレイアウトによるところが大きいが、ストレートの短い富士のカートはかなり運動量を要する。ストレート走行中の数秒間は身体を休めることができるが、それ以外は右に左にと動きっぱなしだ。
耐久レースでは2回目の走行より最初の走行のほうがキツく感じることが多い。自分も20分くらい経過したころに結構キツい時間帯があった。2回目の走行では「慣れ」のためか、やや楽に感じる
ことが多い。
すばやくライダー交代を行い、スギが再びコースイン。1回目の走行と同等かやや速いくらいの走行を続けたが、思った通り一回目の走行より少し楽だ。ルーティーンの交代時刻をあまり崩したくなかったので、今回はノリノリで約40分を走行。ピットインする数周前には予選タイムを上回る31秒台をマークし、好調のままユキボウにマシンを託す。

決勝走行の動画
最小限の物量で臨んだ耐久レース
冒頭にも明記したが今回の耐久レースは必要最小限の人員と物資しか用意しなかった。その象徴とも言えるのがピットの風景だ。チームうさぎちゃんのピットにはライディング待ちのライダー用に
接地された黄色の腰掛と時計、そして水分補給用のドリンクのみが常設された。
チームうさぎちゃんのピットの様子
2004年にもてぎのオープンクラスにスギが出場したときのピット 工具をはじめ、レインタイヤなどの物資が用意されている。(比較参考資料)
栄光のチェッカー!
ユキボウ選手の体力も回復し、やはり一回目よりも良い感じでの走行が続いた。タイムも32秒台に突入。いい感じだ。レーススタートから約2時間後、総合トップを走る125ccクラスの車両が220周を走りきり、チェッカーフラッグが振られた。コマがいたら涙を流していたことだろう。

チェッカーをうけるユキボウ選手!!
総合6位、クラス別3位で表彰台をゲット
降雨も予想されたが、結果的には終日曇りベースでドライコンディションが維持された。転倒やトラブルも無く、着実に走行を重ねた結果、総合で6位、50ccクラスではうれしい3位を獲得した。発足間もないチームうさぎちゃんとしては素晴らしい滑り出しだ。
獲得したトロフィー。コマ塾長!やったぞ!!
ミニバイクレースを終えて
CBR1000等の大排気量車のレースと比べれば、車体が小さく、速度も遅いため、迫力こそ劣るものの、レースの醍醐味自体は十分楽しめた。 絶対速度が低いため精神的にはやや楽であり、またマシンを走らす上でのコストも低いため、参加するにあたりいろいろな意味で敷居が低いなど有利な点も多い。また機会をつくってレースに参加してみたいと思う。もちろんコマの参加も促して。
−以上−
|