KAWASAKI GPz750

第3回目 購入〜とりあえず乗ってみる

3-1.購入

 前回に示すように、選定では様々な事があったのだが(そうでもないか?)ようやく購入し、手元にブツが届くところまでこぎ着けた。
 H店の社長に購入の旨を伝えたのは週末(確か日曜)で、KALOSさんに納入される日取りは2005/5/10の火曜の夜となった。
 とっとと仕事を切り上げて、KALOSさんで待機。そしてH店社長はGPzをトラックに乗せてやってきた!
 その場で車両と必要書類を現金と交換し、お世話になったH店社長と別れた。
 
 で、我がGPzの車検証を見てビックリ。
 前のオーナーはなんと、前回「2-1.探す」で登場したGPz専門店のS店社長であった!おお、なんという因縁
 またまた次回以降に、このS店は登場する予定である。

 
 オレのGPz(以降、"コイツ"と称す)が納入されたのだが、そこに居合わせたのは、尊敬する"S様"と、KALOSさんAMA会の会長である"山ちゃんさん"であった。
 
 S様もGPz750が好きであることは以前から知っていた。
 S様はプロの目でコイツを見回し、車体を前後にゆすりフロントフォークを縮めて
 「おお、これは違うバネ(非ノーマル)が入ってるね!」
 とおっしゃった。

 オレは
 「こりゃあ大変なモノ買ったね。このギャンブルは負けだよ。」
 と言われないかドキドキだったが、そこに居合わせた皆さんは概ね
 「ま、こんなもんでしょ。」
 という反応で、かなりホッとした。

 

3-2.登録まで

 さてさて、なんとか購入までこぎつけたが、まだ乗れる状況ではない。
 登録してナンバーがないと公道を1mたりとも走れない。
 で、購入した次の週、コイツの登録となり、晴れてオレの単車となるのであった。
 イロイロと初期整備と問題点があればその解決を行っていかなくてはならないが、とにかく乗ってみないことには分からない。
 ってことで、なによりも先に登録と相成る。

 以下に登録までKALOSさんに置かれてた、まだ我々の手が入っていないコイツの姿を紹介する。
 (撮影は2005/5/14)


図-3.1 全景
・チョット見はきれいに見えなくもない
・アンチダイブ機構はあるが、ブレーキラインは繋がっていない


図-3.2 メーター廻り
・ブレーキマスターシリンダーは換えられている


図-3.3 左サイドビュー
・フロントフォークのインナーチューブはきれい


図-3.4 後部
・サイドカバーとテールカウルの劣化は激しい
・シートは意味不明なアンコ抜き


図-3.5 恥ずかしながらのフィン欠け
・シリンダー外す際にやっちまったのか?

 

3-3.そして、いよいよ乗ってみた!

 車検(ナンバー)は、何の問題もなくとれたらしい。
 意外なことに、何もせず一発だったようだ。

 で、とにかく走ってみる。
 ナンバー付けて、いざ発進!

 行き先はタイヤ交換を行いに府中まで。
 KALOSさんがある荻窪からゆっくりと流しながら様子を見る。
 なんせエンジンオイルだけは絶対必要条件として交換したが、それ以外は買った当初のまま。タイヤ、サスともに乗らずしても状態が良くないのは分かる。
 ちょっぴりスリリングではあったが、オレにとって久々の大型の運転。しかも想い続けた(?)GPz750への初乗り。
 約3ヶ月半ぶりの運転は、晴天にも助けられて非常に楽しいものであった。

 そんな楽しい状況の中、以下に示すような事がコイツのファーストインプレッションとなった。
 (フルノーマルではないブツなので、コイツに対する特有の所見となる。)

 ●全体の印象とポジション
 まずは素直で乗りやすいのが第一印象。いわゆる「普通」な乗り物で、特別な印象(RとかSPとか)は全くない。
 ノーマルマフラーのおかげで静かだ。この時点ではエンジンからの異音は特になかった。
 ポジションも違和感はないが、変な加工をしてあるシートが余計で、シートが低いせいもあるが、この時代のマッシーンにしてはステップがやや上がり気味で後ろにある感じだ。
 ステップの交換は不要に思えた。

 ●エンジン
 最も大事な点ともいえる。
 ここでは給排気系の影響が大きいと思われ、公正な評価は難しいが、EGそのものにはこの時点で特に問題なさそうだ。
 だが、全体にパワー感が乏しい。これは購入時点でH店社長が言っていた事で、810ccのEGに対し、それに見合った給排気系のセットは必須と思われた。

 ●足回り
 全体にプアーな印象。
 まずビックリだったのはブレーキ。何のためのマスター交換なのか分からないくらい効きが甘い。更にそのマスターは引きシロが少なく、全く良い点は見られない。
 そしてリアだが、明らかにへたっていて、乗車1Gでかなりの沈み込み。この時点ではまだ交差点しか曲がっていないので、特に問題はなかった。
 またフロントは、前述のようにバネがノーマルではなく、ダンパーの効きがチョー甘いらしく、ブレーキあとやギャップ通過後にバネバネ感がすさまじい。

 ●電気
 特に問題なさそうで、アイドリングも落ち着いている。

 
 以上がファーストインプレッションである。

 これによって初期整備の要点が確定化した。
 
 ようやく"インプレ"ができた訳だが、次回から”初期整備”についてをレポート。
 第4回目は「初期整備:足回り編」を予定。
 
 次回以降は、またしても暫らくの間、コイツの私小説的な話となっていく模様。

 

 

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