KAWASAKI GPz750

第4回 : 初期整備・足回り編

 とにかく購入時の「現状」で乗ってみたインプレから、整備重点として浮き彫りになった箇所が数箇所ある。
 気にせずにとりあえずは暫らく乗るって手も考えられなくはないが、それではハッキリ言って乗る意味も半減以下だし、危ないし、モノの寿命も短くしてしまう。
 って事で、ここは正答的にシッカリと出来る範囲でやれる事をやって、それなりに走って楽しいレベルまで持ち上げたい。
 で、とりあえずは足回りで行った整備についてレポートする。
  (あくまで"初期整備"であるため、暫定的な要素を含んだ整備内容も多くある事を前もってお伝えする)

【ブレーキ】
 あまりの効きの悪さに驚いた。
 これはとにかくパットを新しいものに交換するのが第一である。後ろはどうでも良いので、前後で最も残っているものを使用するとした。
  (早速、暫定的な処理が炸裂!)
 新品のパットはお値段から判断してプロジェクトμの初期型ニンジャのものをチョイス。
 更にマスターシリンダーはブレンボのラジアルポンプという立派なものを使用。まさか新品ではなく、YZF750で使用していたものを再利用である。
 このラジポンの装着時にはS様のご協力があった模様。S様、あざーっす!

 この整備の結果だが、結構アタリだったようである。タッチも効きも "危ない"レベルは脱し、それどころか今日(2008冬)に至るまで、この暫定処理で走ってきた。
 (これ以上を望むと、大掛かりなパーツ交換が必要なので、なかなか難しいのだ)

【フロント】
 とにかく一回ばらしてOHする。
 下図はそのときの模様。
 スプリングは間違いなくノーマルではない。このバネの上に長さ20mmのカラーがあり、それで微妙にプリロードをかけている。

 ここでS店の小細工が判明。なんとアウターの最上部にあるシールが傷物だったようで、その内側にティッシュが詰め込まれ、オイルの滲み出しを防いでいた。
 なんだか毎回、S店との因縁を伝えているなあ・・・・・・・
 
 このとき、ダンパー不足を解消しようと、とりあえずフォークオイルを♯15を入れる事に。


図-4.1 フロントフォークOH

 


図-4.3 フロントバラシ中

 この整備の結果だが、これは未だに
  「よし!これ!」
 といったセットができないまま今日に至っている。
 これについては、また後述(いつになるかは不明だが)の、第何回目かのときにレポートしよう。

【リア】
 リアに関してはまだ交差点しか曲がってないので、その評価を下すのは難しいが、まず間違いなくサスはヘタっている。
 これをシャキッとさせるにはサスを交換するしかない。

 ノーマルのリアサスは、エアを入れて調整する機能があるが、近年ではこのような機構のものは無いといっていいだろう。
 失われた技術って訳ではなく、もっと効率よいものにとって換わられただけである。

 とにかくコイツのリアサスが、なにかしら「ヤバイ」状態のようなら(この時点で既に決まっていたようなものだが)サスの交換を行わざるを得ないのだ。
 このサス交換に関しては、また次回以降に持ち越す。この場ではとにかく初期整備をレポート。

 話は遠くなったが、サスのリンク部の注油やベアリング交換などは、とりあえず大物のサス交換があるかも(?)なので、そのとき、もしくはそれ以降に行うものと保留事項とした。
 なので、とりあえず下図のように車軸周りのグリスアップに留めておいた。


図-4.4 後輪取り外し中

 

 以上で第4回:初期整備・足回り編を終了する。
 次回は初期整備・吸排気編の予定。(多分)

 

 

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