7日目 その1
ルクソール
世界遺産・古代都市テーベとその墓地遺跡
ルクソールは、ナイル川の東岸を西岸に分かれている。
陽の昇る東岸は「生者の町」と呼ばれ、カルナック神殿・ルクソール神殿といった大規模な遺跡などがあります。
陽の沈む西岸は「死者の町」といわれ、王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿といった、これまた大規模な墓地などの遺跡があります。
ルクソールの川港に船は停泊。

早朝のナイル川 ルクソール
たくさんの熱気球が飛び立っていった。観光用だろうか?
巨大な遺跡群だけに空から見たらさぞ素晴らしいだろうね。

このあたりは、街の背後に巨大な岩山が迫っています。
古代の王たちは、自分たちの墓を荒らされないように、こういう山の陰の秘密の場所に墓を作ったそうです。
バスに乗って、まずはルクソール西岸へ。

メムノンの巨像
このあたりもかつては葬祭殿があった場所だが、
現在はすでに風化して無くなっている。

メムノンの巨像を通過し、山の近くまでやってきた。この山の裏が「王家の谷」である。
しかし、
残念ながら王家の谷は全域撮影禁止でした。しかも前まではカメラ別料金制だったのが、我々の訪れる1ヶ月前から完全禁止になってしまっていた。残念。
4箇所ほどのお墓を見学しました。
墓の中は、岩を掘って造ったトンネル状になっていて、所々に部屋があり、大量の副葬品(お宝)があったそうですがほとんどが盗掘に遭いお宝は無くなっています。
でも、壁には今でもくっきりと色が残っている美しい絵や、王の功績をたたえる文章、あの世に行ってから生まれ変わるための呪文の文章などが古代エジプト文字のピエログリフでびっしりと書かれています。
とてつもない素晴らしさに感動です。
そして、「ツタンカーメン」の墓へも入場。
ほかの王たちの墓は、入り口からの深さが何十メートルもあって部屋もたくさんあるとても広い墳墓なのですが、
ツタンカーメンの墓は、とても小さい。
10mも入らないうちに8畳〜12畳くらいの部屋が三つほどあるだけ。
ここでツタンカーメンの棺とミイラにご対面。
有名な話ですが、ツタンカーメンの墓は盗掘に遭わずに発見されたので、お宝もそのままでした。
超有名な黄金のマスクをはじめ、さまざまなお宝たちは、カイロのエジプト考古学博物館に展示されています。これはまた後で。
ツタンカーメンの墓だけなぜこんなに小さいのか、など、ツタンカーメン王のことは謎だらけで今なお解明のため調査研究されています。
小さいながらも棺の置かれた部屋には、壁・天井一面に美しい絵が描かれています。
なんとも古代のロマンですな〜
ハトシェプスト女王葬祭殿

古代エジプトで最初の女王の葬祭殿

1段目
10−20mmの超広角レンズで撮影しているのですが、普通のカメラなら入りきらないほどの大きさです。

2段目

神殿内部
天井は星空が描かれているのがわかりますでしょうか。

神殿の背後には岩山の断崖が迫っているというすごいロケーションです。
この神殿から山をトンネルして裏側の王妃の谷の墓と繋がっていると言われています。


ここにもホルス
天空の神であり、王はこの神の化身とされている。

神殿3段目からの眺め。とにかく広い。
最後に、
ここハトシェプスト女王葬祭殿は、「ルクソール事件」の現場となった場所です。
エジプトの反政府ゲリラが、政府を困らせる目的で外国人観光客の集まる場所で銃を乱射するという事件が起きました。
くしくも我々の訪れた日は、事件が起きた日付のの3日違いくらいでした。
被害者には日本人もふくまれており、JTBの添乗員と参加者数名が亡くなったようです。冥福を祈りたいと思います。
続く